現在のスマホの契約を見直すべく、まずはネットで情報収集していました。でもネットだけだと基本的なパターンしか記載されていないことが多くて、こういう場合どうなるの?という細かい点が確認できませんでした。
それなら専門に聞くしかないな!ってことで、近所のソフトバンクショップに乗り込むべく、ネットで店舗を探していたんです。
すると、そこで「プレミアムショップ」という表示を見つけました。プレミアムショップ?なんじゃそれ?
今回はSoftBankのプレミアムショップとそうでないショップでの対応に違いがあって面白かったという話を書こうと思います。
SoftBankプレミアムショップとは
このプレミアムショップという制度はあまり知られていないと思います。私も知りませんでした。
少し調べてみると、IR情報として以下の様な記載がありました。
また、高いサービス品質基準をクリアしたソフトバンクショップは「プレミアムショップ」として認定し、経験豊富なスタッフが対応するショップとして、お客さまにも公表しています。
※お客さまへのサポート | 企業・IR | ソフトバンクから引用
「高いサービス品質基準」というのが具体的に何を示すのかは謎ですが、まあ優れた接客態度や高い商品知識を持った店員がいるショップという理解で問題ないと思います。
▼SoftBankのショップ一覧にはこんな感じで記載されています。(※ソフトバンクショップを探す | モバイル | ソフトバンクより)
プレミアムショップとそうじゃないショップに行ってみた
SoftBankショップを訪れるにあたり、事前にプレミアムかどうかを調べていたわけではありません。
最初に行ったショップ(プレミアムショップではない)ではあまり満足いく説明が得られなかったのと取り扱い機種が少なかったので、もう1店舗回ってみたところそこがたまたまプレミアムショップだったんです。
ちなみに今回の目的は、「現在契約しているスマホをガラケーに機種変更した場合、初期費用と月額料金がいくらかかるのか?」という点を確認するためです。
ソフトバンクオンラインショップだと、スマホ→ガラケーの機種変更の申し込みが出来ないんですよね。
そんなわけで2つのSoftBankショップを回ってきました。
プレミアムショップでないショップへ
最初に行ったのがプレミアムショップでないショップです。こじんまりとした店舗。なんとなく冴えないおにーさんが対応してくれました。
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「いらっしゃいませ。本日はどのようなご用件でしょうか?」
「SoftBankのスマホを契約してるんですが、ガラケーに機種変更した場合の費用を教えて欲しいんですけど。電話とメールができればいいので」
「承知いたしました、ではこの紙に記入をお願いします」
電話番号とか氏名を書いて、身分証明書を提示しました。
「(モニターを見つつ)そうですねー、ガラケーに機種変更した場合の大体の費用はですね、月々2,500円くらいになります」
「え、そんなにするんですか?どういう内訳ですか?月々割とか適用されてます?」
「そうですねー、ちょっと見てみます」
「(モニターを見つつ)そうですねー、使用するのに必要な基本料金と、パケット使用と、月々割を適用してやはり2,500円くらいですね」
「契約内容がわからないんですけど…ネットで機種変更した場合の支払いイメージを見たら1,700円くらいだったんですけど、何が違うんですか(スマホでそのページを見せる)」
「そうですねー、この端末は当店では取り扱いがないので、この金額にはならないですねー」
「そうですか、初期費用は?契約解除料とか発生するんでしたっけ?」
「そうですねー、機種変更なので初期費用はかかりませんね」
「ほんとですか?手数料とかかかるんじゃないんですか?」
「そうですねー、それは月々のお支払いに含まれて請求されます」
「じゃあやっぱり費用発生するんですね」
「そうですねー、はい」
「(そうですねー、じゃないよ。。。)じゃあこのお店だと、月々2,500円くらいで、手数料が後日請求ってことですね」
「そうですねー」
「わかりました。ありがとうございました」
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「そうですねー」ばかりで、肯定なのか否定なのかよくわからん…一番知りたかった契約内容の内訳が全然わかりませんでした。
内訳を紙に書いて!と私から言えば良かったんですが、ショップ店員の態度にあまりにやる気が感じられなかったのでもういいや、と思って深く追求するのをやめました。
プレミアムショップへ
とりあえず、もっと安い端末がありそうなもう少し大きなショップに行くことにしました。そこは(後で知りましたが)プレミアムショップでした。
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「いらっしゃいませ。よろしければご用件を承りますが」
話しかけてきたのはちょっとチャラい感じのイケメンにーちゃん店員。身なりはピシっとしてるけど大丈夫かな。
「SoftBankのスマホを契約してるんですが、ガラケーに機種変更した場合の費用を教えて欲しいんですけど。電話とメールができればいいので」
「さようでございますか。お客様の契約内容に応じて変わってきますので、一度確認させていただけますでしょうか」
前の店で書いたような紙を記入して、身分証明書を提示。
「まず、お客様の現在の契約内容と費用がこのようになっております」
料金明細を紙にサラサラと書いてくれました。うん、大体こんな金額払ってますね。
「そしてガラケーに機種変更した場合ですが、当店取扱端末だとこのような金額になります」
先ほど書いてくれた料金と比較する形で、これはゼロ、これはこう変わるというのを記入してくれました。
「端末料金がこれで、月々割がこれ、差し引きこの金額がこの明細から引かれます」
「はいはい、なるほど」
「パケット定額を使用されないのであればこの明細が0になります」
「あ、パケット定額を契約しないってのもできるんですか」
「はい、できます。が、パケットあたりの単価が高くなるので、一番安いパケット定額をつけたほうが結果的に安くなる場合が多いです」
「ネットで機種変更した場合の支払いイメージを見たら1,700円くらいだったんですけど、何が違うんですか(スマホでそのページを見せる)」
「これは相当昔の機種ですね…当店では取り扱いがないんです。もし古い端末で良ければ、中古のガラケーをご自身で購入されてはいかがでしょう?そのガラケーを当店に持ち込んでいただければSIMカード切り替えもできますし、料金もこれとこれだけになるのでお安くなります」
「なるほどー。初期費用とかかかるんですか?」
「契約解除料は不要で、手数料が最初の請求から引き落とされます」
「わかりました、ちょっと検討します。その紙もらってもいいですか?」
「はい、もちろん。当店で取り扱っているガラケーはこれとこれになります(パンフレットをくれる)。ご検討ください」
「はい、ありがとうございました」
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うん、実にわかりやすい説明でした。契約内容をよく理解できてるんだろうなーってのがよくわかりました。
ショップの店員なんだから当たり前じゃん、って思うかもしれませんが、そうでもないですよ。下手すりゃ私のほうがよくわかってんじゃないの?って人いますもん。
そして何より、向こうから提案してくれることに非常に好感が持てました。普通、他で白ロム端末買って持ってきたほうがいいよーなんて言わないですよね。めんどくさいだろうし。
顧客のニーズを汲み取って提案できることってサービス業や営業には欠かせない要素だと思います。営業やったことないですけど。
まとめ
ってことで、今後は最寄りの無印SoftBankショップよりも、少し足を伸ばしてプレミアムショップに行くことにしました。
まあ個人差や店舗における差もあるでしょうが、SoftBankお墨付きだし素晴らしい店員に巡りあう確率はぐっと上がることでしょう。
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