先日、賃貸物件を探すときに苦労した話を書いたら、何人かの方から「私もそうだった！」「参考になった！」と思いもよらぬ反響をいただきました。
賃貸物件をネットで探してたら釣り物件に苦労した話。お部屋探ししてる人は気をつけて！
実はこの話にはちょっとだけ続きがありまして、引越し先は決まったものの、次は引越し業者の選定で苦労したんですねー。
今回はそのときのお話です。
連日の残業から帰宅してヘトヘトになりながらネットで一括見積もりを申し込む
年度末に差し掛かり、仕事もかなり忙しい時期のお話です。どうにか引越し先は決めたものの、連日の残業続きでその後の引越しの準備が全くできていませんでした。
さすがにこのままではマズイと思い、仕事から帰宅してヘトヘトな体にムチうってネットで引越し業者を探しました。
するとまあ近隣の業者だけにしぼってもあるわあるわ。引越し業者ってこんなにあるのかよ！って感じです。
本当に疲れ果てていて業者を選定する余裕がなかったので、一括で費用見積もりができるサイトが便利そうだなーと思って利用することにしました。
部屋の間取りや引越し前後の大まかな住所、一覧化された家具から所有しているものをチェックしたりといった入力作業を終えて、送信ボタンをクリック。その時点で深夜2時を回っていました。
ふう、これでよし。明日にでもなんらかの連絡があるだろうから今日はもう寝よう…そう思って寝室に移動しました。
深夜に携帯電話が鳴り始める。これはまさか…
すると、、、携帯電話が鳴り始めました。
え、こんな時間に誰？電話番号見ても全然知らない番号です。これってまさか…
…そう、今申し込んだ引越し業者からでした。
おいおい、確かに今申し込んだけど、こんな深夜にメールじゃなくて直接電話かけてくるの！？あっけにとられましたが、とりあえず電話に出ました。
会話は省略します。というか、もう私は相手の話を聞く気力がなかったので、こんな深夜に電話してくるな、あなたのところに引越しをお願いするつもりはないのでもうかけてこないで、と伝えて切りました。
この電話を終えたあと、もう1件同じような電話が別の業者からかかってきました。もう電話取りませんでした。
そんなわけで、一括見積の申し込みした3分後に早くも自分のしたことを後悔している私がいました。
一括見積したはずなのに金額を教えてくれない
その後、直接電話してきた業者2つを除いて5つの業者からメールで連絡がきました。
しかしながら、メール内容に見積金額が書かれていたのは2つだけでした。残り3つは「ありがとうございます。電話ください」と書かれているのです。
は？私は見積依頼したのに、概算金額もなく電話してくださいってのはどういうこと？これじゃ何のためにこちらの個人情報を提供したのかわからないんですが。。。
まあ金額を書いてくれてた業者も「概算見積なので正式な金額を算出するためにはお電話ください」という内容でしたけどね。
結局電話して現地で見積もりしてもらわないと金額がブレる→ネットで見積もってもムダ
そんなわけで、結局メールに書かれてる連絡先にこちらから電話することになってしまいました。これじゃ一括見積もりした意味が全くありません。
そして電話したら「一度お伺いして荷物の大きさや量を見積もりさせてください」となるわけです。部屋探しのときにも感じた、「ネットで探さずに最初からこうしときゃよかった…」感が半端なかったです。
複数業者の相見積もりは有効
回り道してしまいましたが、複数の業者に見積もってもらって「こっちの業者はこのくらいだったんだけど…」と言ってみる、いわゆる「相見積もり」するのは非常に効果的でした。
最初の業者に「ここで決めてくれたらこの値段にします！」と言われても契約しちゃダメです。次の業者を待ちましょう。
次の業者に話をすれば、日付とか時間帯を調整できればもっと値引きますとか、梱包用の箱やガムテープをサービスしてくれたりとか、より好条件が期待できますよ。
まとめ
- 引越し業者のネット一括見積もりはする意味なし
- ネットで2～3社くらいメボシをつけて連絡するのが良い
- 相見積もりは積極的に行おう
業者探すのがめんどくさいからって一括見積してもあまり意味ないですよー。
どうせそんなにたくさんの業者と連絡取り合うのは無理なので、近場の業者をいくつかあたりをつけて現地に来て見積もってもらうのが一番良い、というのが私の結論です。
引越し業者の選定を考えている方の一助となれば幸いです。
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