ツイート数を取得するAPIをTwitter社が停止してからしばらく経ちました。
持続的なプラットフォームのための難しい決断 | Twitter Blogs
私もそのことは他ブログで知っていたのですが、何も対策を講じないまま時間が経過し、いつの間にやらブログのツイート件数が全て0になっていました。
なんとかせんといかんなーと思いつつ、なかなか時間が取れずにそのまま放置していたのですが、最近重い腰をようやく上げ、ツイート件数を表示させるように対応しました。
ツイート数を表示させるのに利用したのは「count.jsoon」というサービスです。
今回はこの「count.jsoon」を使ってツイート件数を表示させる方法をご紹介します。
count.jsoonとは
count.jsoonは、digitminimi社が開発したツイート数をカウントするサービスです。
Twitter本家が提供していたサービスが「count.json」という名称なので、それを文字って同様の機能を他社が提供している、という形になります。
count.jsoonの登録
count.jsoonを利用するには、最初に簡単な登録作業が必要です。
まずは以下サイトにアクセスします。
widgetoon.js & count.jsoon | digitiminimi
▼集計対象サイトとメールアドレスを入力して「サイト登録」をクリック。
すると、「登録を受け付けました 」と記載された画面が表示されます。
登録完了まで最大24時間かかるらしく、完了したらメールが届きます。
この時点で登録受付メールは届かないので少し不安になりますが、しばらくしたら登録完了メールが届くはずです。
▼登録申し込みからしばらくすると、こんなメールが届きます。
これで利用できるようになりました。
count.jsoonの使い方
登録が終われば実際にツイート数を表示させるようにブログをカスタマイズします。
いくつかやり方はあるようですが、私はツイート件数のみ取得したかった(ツイートボタンなどは不要)ので、以下の寝ログさんの記事を参考にカスタマイズしました。
PHPとcount.jsoonを用いてTwitterのシェア数を取得するWordpressカスタマイズ方法
内容も一緒なのですが、一応以下に記載しておきます。
WordPressのfunctions.phpに以下に記述をコピペして追記します。
//count.jsoonからTwitterのツイート数を取得 function fetch_twitter_count($url){ $url = rawurlencode( $url ); $subscribers = wp_remote_get( "http://jsoon.digitiminimi.com/twitter/count.json?url=$url" ); $res = '0'; if (!is_wp_error( $subscribers ) && $subscribers["response"]["code"] === 200) { $body = $subscribers['body']; $json = json_decode( $body ); $res = ($json->{"count"} ? $json->{"count"} : '0'); } return $res; }
functions.phpに手を入れるときは、必ず事前にバックアップを取っておいてくださいね!
次にツイート数を表示したいところに以下の記述を挿入します。
<?php echo fetch_twitter_count( get_permalink() ); ?>
以上で終了です。
ツイート件数が表示され始めるには少し時間がかかるので、気長に待っておいてください。そのうち、きちんと表示されるようになります。
▼ほら、今まで表示されてなかったTwitterの件数が表示されるようになりました!
私のブログのテーマはSTINGER3ベースにカスタマイズしたものなので参考程度になりますが、一般的にはsingle.php(個別記事)とかindex.php(トップ画面)に使うことが多いでしょうね。
まとめ
というわけで、count.jsoonを使ってツイート件数を表示させる方法をご紹介しました。
なんだかんだ言って一番気軽に使えて拡散力もあるSNSはTwitterだと思います。
Twitterだけ件数が表示されてないのもアレですし、気になる方はやってみてくださいね。
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