和暦いらないんですけど…何の意味があるの?欠点しか見当たらないんですが。。。

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もうどこだったか忘れてしまいましたが(多分役所だったと思うのですが…)、「今おいくつですか?生年月日を教えてください」と質問されたことがありました。

私は「19○○年の△月□日です」と答えたのですが、「すみません、和暦でお願いします」と言われてしまいました。

私、ぶっちゃけ和暦って好きじゃありません。理由はいろいろありますが、和暦なんてシステムはなくして西暦だけに統一すればいいのに…とすら思うくらいです。

今回は、私が和暦を必要ないと思う理由について書こうと思います。

credit: sjrankin via FindCC

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和暦が必要ないと思う理由

大小入れれば理由はたくさんあるのですが、主なやつを3つ挙げてみます。

あり得ない日付が生じてしまう

例えば「有効期限は平成30年12月31日まで」と書かれた重要書類があるとしましょう。

でももし明日天皇が亡くなったら、この「平成30年」は存在しない日付になってしまいます。

役所の書類とかビジネス書類なんかでよく和暦が使われている気がしますが、そういう厳密さが求められる性質のものに不確かな日付が普通に使われていること自体、どーなの?って思ってしまいます。

西暦と和暦の変換が煩わしい

冒頭の話は誕生日だったので、西暦から和暦に直すのは簡単(というか覚えている)でした。

でもこれが全然自分とは関係ない年のことだったらどうでしょう。西暦500年は和暦何年?と聞かれて、そらで言える一般人は世の中にどれだけいるのか。

時を重ねるに連れ、その煩雑さが増していくわけです。西暦20000年の時代に生まれた人とか、どんだけ元号覚えないといけないんだろうか。いや、覚える必要はないんだろうけども。

元号が変わるたびにいちいちコスト(手間)がかかる

元号が変わるといろんなところでコストが発生します。

そもそも元号を決めるためのコストから始まり、印刷された書類の再作成、元号表示されたシステムの修正などなど。

これが長くても数十年に一度というスパンで発生するわけです。ほんとに馬鹿らしい…。

天皇の容態が急に悪化して生死を彷徨うなんてニュースが流れたら、世のシステム屋さんはいてもたってもいられなくなるはずです。

昭和はS、平成はHとかアルファベットで区別してるシステムってたくさんあると思いますが、もしアルファベットが被る元号になったらどうするんでしょうね。

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同じこと考えてる人はやはりいる

でまあ、私の意見って少数派なのかな?と思って調べてみたら、やはり同じ意見の人もいらっしゃいました。

和暦は欠陥システム

これ、1995年に書かれてました。もう20年くらい前のものですが、かなり同意でした。

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まとめ

  • 和暦の存在意義がわからない
  • 和暦と西暦が混在することで様々な弊害がある
  • 個人的には西暦だけあればよい

役所は国が管轄する機関なんだから国の元号使うのは当たり前でしょ、と思う方が多いとは思います。でもその意見の人に問いたいです。それは何のメリットがあるんですか、と。

案外、和暦ばかり使っているはずの役所に勤めてる人でも、私と同じように思っている人は多いのではないでしょうか。

さて、平成はいつまで続くことやら…。