痔になりかけて病院行ったら悶絶した話。スマホ持ってトイレに長時間座ってる人は注意!

こんな記事を読みました。

痔を経験して痛いほど感じたこと。いや、笑ってる場合じゃないから。 – そうすけブログ.com

実は私も以前痔になりかけたことがあります。幸いにも本格的に悪化する前に完治したのですが、もうあんな経験したくないと心底思いました。ホントにね、笑い事じゃないんですよ。

私の経験談を読むことで一人でも痔になる人が減らせたらと思い、この記事を書かせていただきます。

大便時に切れたような痛みを感じる

それはいつもと同じようにトイレで用を足しているときに起こりました。

いつもより硬いのが出たな…と思っていたら、なんか*に切れたような痛みを感じたのです。激痛ではないものの、なんかピリッと痛む感じ。

ん?なんだろ?と思いながらウォシュレットで洗浄したら、こんどはしみるような痛みが。あれ、これはなんか変だぞ?

今日はおしりの調子が悪いのかなー?と思い、数日様子を見ていました。

ですが、毎回トイレで用を足すたびに同じような痛みを感じるので、こりゃいかんと思い、肛門科に行くことにしました。

肛門科は老若男女いろんな人がいた

正直なところ、肛門科に行くのはなかなか勇気が必要でした。でも便をするとき常にあの痛みを感じるのは苦痛です。恥ずかしい気持ちを押し殺して病院に行きました。

近所の肛門科に行ったのですが、そこは意外にも老若男女さまざまな人がたくさんいました。

おじいちゃんおばあちゃんばかりなんだろうなーと勝手に思っていたのですが、むしろ私と同じくらいかそれより若い世代の人のほうが多い感じ。これは軽くびっくりしました。

診察の時間。シムスの体位でしばし待つ

診察の時間になりました。小さなベッドに横になり、「シムスの体位」をとるように指示されました。

▼シムスの体位。

※画像は全裸ですが、上半身は服を着ています。念のため。

シムス体位と何か?説明しましょう。

痔の診察時の一般的な体位。

左半身を下にして診察台に横に寝て、両方の膝を軽く曲げる姿勢をとります。

下着を下にずらすだけでOK、医師と顔を合わせなくて済む といった利点があります。

肛門を医師に診られながら、医師と患者が顔を見合わせる状態というのは、想像しただけで、恥ずかしいものですよね。

※3種類の痔の診察時の体位|もしかして痔?~ときどき肛門がカユくなる人の原因・予防、治療法情報サイト~から引用

確かに、先生と面と向かって見てもらうのはなかなか抵抗がありますからね。

シムスの体位でしばし待っていたら先生到着。「じゃあちょっと見ていきますね~」と穏やかに語りかけてきました。

…しかし、事は全然穏やかに進みませんでした。

私の肛門に何かが入り込む。そして溢れ出る声にならない声

ここからは全て私のお尻が感じた「感触」の話です。直接目で見たわけでないので間違っている部分もあるかもしれません。

まずは先生の指だと思われるものでグリグリされます。入り口付近をグリグリ、そして奥にも差し込まれてグリグリ。

この時点で今まで感じたことのない感覚でした。痛くはないけど、なんか息ができない。ベッド横にあった手すりを握りしめる手に力が入ります。

それが終わったと思ったら、「ちょっと奥まではいりますねー」と言われ、先生の指ではない何かがこれまでよりさらに奥に差し込まれてきました。

うぉぉぉ、ちょっと待って!?そんな奥まで!?今までずっと我慢していた声が漏れました。

「っあ”ぁ”…!」

もう三十路も超えていい加減経つのに、肛門をこねくり回されて思わず声を漏らしてしまうなんて夢にも思いませんでした。でも私はどうしても我慢することができませんでした。

「はい、じゃあちょっと肛門に力を入れてみて」

得体の知れない何かを肛門奥深くに差し込まれたまま、そんなことを言われるのです。これが辱めでなくてなんであろうか。

でもやらざるをえません。大便にケリをつけるときのように肛門に力を入れました。

「うん、いいよー、いい感じ」

一体何がどうなってどういい感じなんだ…でも私にそれが分かるはずもありません。

これを何回か繰り返してようやく終了しました。

診察結果。痔ではないが軽く切れていたんでいた

診察結果は「痔ではないが、肛門の入り口付近が軽く切れて痛んでいるようだ」というものでした。

硬い便を出すときに痛むので、便を柔らかくする薬と、裂傷を緩和する座薬をもらって帰りました。

スマホ持ってトイレに長居する人は注意

この記事を書こうと思ったときに、ちょうどタイムリーな記事を読みました。

これは要注意! 「トイレでスマホを使う人は痔になる確率がアップする」と指摘され話題 | ロケットニュース24

・トイレへの長時間滞在は痔を誘発する

痔の原因はいくつかあるが、そのうちのひとつに「肛門周辺の血行が悪化」というのがある。トイレに長く座ったり、排泄の際に力を入れすぎると、この状態に陥りやすい。

トイレの時間はスキマ時間だと思い、スマホを持ち込んでついつい長時間見てしまっていましたが、どうもこれはお尻には悪いことのようです。

今はトイレにスマホを持ち込まないことにしています。これが必ずしも原因とは言えませんが、少しでも痔になる可能性を取り除いておきたいからです。

普段からお尻に優しい生活をしよう

薬の効果もあって、今ではすっかり痛むことはなくなりました。でも固い便が怖いので、今でも軟便剤を服用しています。

そして長時間座った状態にならないようにしたり、便が出やすくなるように食物繊維や水分を意識して摂取するようにしています。

痔になってしまうと用を足すのが苦痛になり、普段の生活にも支障をきたします。下手すりゃ入院だってありえますからね。

普段からお尻に優しい生活をすることを心がけましょう。

まとめ

  • 痔は今や誰がなってもおかしくない病気
  • 痔の診察は悶絶必死。私はもう受けたくない
  • お尻に優しい生活を心がけ、スマホ持ってトイレにこもらないように

肛門の診察は私にはとても衝撃的で、できれば二度とお世話になりたくないと思いました。

皆さんも健康なお尻を保てるようにしましょうね。そして、違和感を感じたら早めに病院に行くことをおすすめします。全然恥ずかしくないですよ。

診察はなかなか応えるものがありますが、今後ずっと痔を患うと思えば乗り越えられますから!

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