近年は女性の社会進出が進んできていて、「男女平等」の考え方が広まってきていますね。
ビジネスシーンでも女性が要職につくケースが増えたり、家庭においても女性だけじゃなくて男性も積極的に家事を手伝ったりして、性別によってできることや扱われ方が異なることを減らそう・なくそうという傾向が見られます。
これ自体に不満があるわけではないのですが、そういう動きの根底に出てくる「男女平等」の考え方について、私は必ずしも賛成していません。というか、無理があるなーと思っています。
今回はそのあたりの私の考えを書きたいと思います。
男性・女性のそれぞれに向いた仕事や役割がある
例えばビジネスシーンで考えてみましょう。
土方の現場作業なんかでは力仕事が要求されます。それって、男性と女性のどちらが向いていると思いますか?
当然、生物学的に力の強い男性のほうが向いていると言えますよね。もちろん強靭な肉体を持った女性もいるとは思いますが、比率でいったらごくわずかに過ぎません。
また、悩み相談やカウンセリングなど、自分のデリケートな内容を相談する相手が男性と女性、どちらが話しやすいですか?
これは内容にもよりますが、大抵の場合、女性のほうが安心して話ができるのではないでしょうか。
トイレ掃除に入ってくるのは男性でしょうか?女性ですよね。男性が入っていったら怒りますよね、女性の人は。
コンパニオンやAV、風俗の仕事だって、性を売り物にしてるなんて意見がありますが、これを平等に扱ったらどうなるんでしょうか。
男性版AV(これは既に一部存在するような気がしますが)や男性版風俗ができるんですかね?ニーズあるんですかね、それ。
つまり、そういうことです。男性、女性という性別の違いによって向いている仕事・向いていない仕事というのは確実に存在するのです。
男性と女性は生理的に異なる
これはもうどうしようもないのですが、男性と女性では生物学的・生理的に異なるものです。この違いをなくすことはできません。
女性は妊娠し、子供を産むことができます。男性にはできません。
その違いから産休(産前産後休暇)が認められています。男性は当然ながら取得できません(育休は別ですよ)。
これまたビジネスの話に戻ってしまいますが、いつ妊娠して子供を産むかわからない女性従業員、つまり長期間働けなくなる可能性をはらんでいる人と、少なくとも出産による長期離脱がない(何度もいいますが育児休暇は別ですよ)男性従業員を比べて、能力が同程度ならどちらを選びますか?どちらがリスクが少ないと考えますか?
考えるまでもないですよね。
出産するのがダメだと言っているのではありません。男女平等に考えるというのであれば、そのへんの諸条件も平等に考えなければ平等にならないと言っているのです。
女性の裸を見て興奮する男性より、男性の裸を見て興奮する女性のほうが圧倒的に少ない。それを平等に考えることに無理があるのではないでしょうか。
ことさらに男女平等を進めることがよいことなのか
ここまで書いてきたように、私は男女で向き・不向きがあるので、それに応じて男女で(差別ではなく)区別することはやむをえないし、合理的なんじゃないかなーと思っています。
例えばですが、昔ながらの「男は外に出てお金を稼ぎ、女は家を守る」みたいな考え方って、大半の方がそれが当たり前だと思っていて、反対する人が少数派なのではなかろうかと。世の中の反対派が多数派だったら、とっくに変わってるはずですよ。
なんだかんだ、少なくとも私の周りでは男性がバリバリ働いて、女性は家庭に主軸を置きつつ少し働ければ働く、っていう形を取ってる人が多いです。
専業主夫の方やバリバリ働きたいキャリアウーマンのかたを否定するものではありません。そういう生き方をしたい人はもちろんすればいいと思います。
ただ、少数派の意見をことさらピックアップして全体化しなければいけない!みたいな風潮には疑問に感じます。
まとめ
なんかビジネスよりの話ばかりになってしまいましたが、一介のサラリーマンが書いてるので偏ってしまうのは許してください。
男女平等を突き詰めると、スポーツの世界でも男女を分ける必要がなくなってしまいますが、それはやっぱり違うと思うのです。
皆さんはどう考えられますか?
<関連記事>
私が理解できない女性のファッション。それはしないほうが男性にモテると思うのに…
あなたは奥さんのことをなんて呼んでますか?嫁?奥さん?でもその呼び方、間違ってるの知ってました?
[amazonjs asin=”4796650407″ locale=”JP” title=”男女平等バカ―年間10兆円の血税をたれ流す、“男女共同参画”の怖い話! (別冊宝島Real (069))”]