本記事を読まれているということは、Android端末を所有しているとか、少なからず興味を持たれたりしている方なのではないかと想像します。
私はNexus7(2012モデル)というAndroid端末を所有するまで、ずっとiPhone、つまりiOS端末を所有していました。
最初にNexus7を触ったとき、同じスマホ(Nexus7はスマホじゃないけど、タブレットなんでまあ似たものってことで…)でも結構違うもんだなーと戸惑った記憶があります。
初めてAndroidにしたけど、設定をどうしていいのかわからない。どんなアプリを入れたらいいのかわからない。
スマホ歴まあまあの私でも最初はそうだったので、最近初めてAndroidスマホにした人なんかはきっと何がなんやら…って感じなのではないでしょうか?
そこで、今回はAndroid初心者な人に、「これはやっておいたほうがよい。いや、むしろやるべき!」と私が思うことを記事にしてお伝えしたいと思います。
さまよえるAndroid迷子な人、とりあえずこれはやっとけ!
設定関連
まずは設定周りをチェックしていきましょう。
ちなみに、今回の説明は私のスマホ(ARROWS 201F、Android4.1.2)を元にしています。
おそらく機種によって項目名などが違ったりすると思いますが(このへんがAndroidの自由度の高さゆえのデメリット…)、そう大きくは変わらないはずなのでそのへんは雰囲気で察してください。すみません。
なにはともあれ画面ロック
もうこれは必須といっていいと思います。スマホは個人情報の塊です。落として悪い人に拾われたらほんとにシャレになりませんよ。
私なら自宅でしか使わないと言っても絶対ロックしますね。家族に見られるのもイヤですもん。いや、何もやましいことはしてませんよ。多分。
ってことで、セキュリティロックはしておきましょう。
▼201Fの場合、設定の「セキュリティ」から設定できます。
201Fは指紋認証ができるので、私はそれにしています。大抵のAndroid端末は「パターン」か「PINコード」は選べると思うので、好きな方を選びましょう。
あと、私は画面オフにしたら即座にロックがかかるようにしています。つまり、一度ロック解除 → 画面オフ → もう一度画面オンにするとまたロック解除する必要があるということです。面倒くさいですが、便利さとセキュリティはトレードオフなのでしょうがないです。
一度ロック解除したら一定時間はロック画面にならないように設定もできますし、そのほうが便利なのは確かです。でも私はオススメしません。そのくらいセキュリティには気を使いたいからです。
電池の残量に数字(パーセント)を表示する
バッテリー残量を数字表示にしておいたほうが正確に残量を把握できて便利です。ガラケー時代のバッテリー残量3段階表示とはなんだったのか。
これは以下の記事を参考にしてください。
Android6.0でアプリなしで電池残量を数字表示する方法
Android 5(ロリポップ)でバッテリー残量を数値で表示する方法
もしそういう機能がない端末の場合は、アプリで表示させることもできます。それはググってみてくださいね。
画面オフでもWi-Fiが切断されないようにする
自宅はWi-Fiで無線LAN環境を構築されている方も多いと思います。自宅ではWi-Fiしか繋がないから、データ通信量の上限なんて気にならないぜー!と思ってる人、気をつけてください。画面オフにするとWi-Fi接続を解除する設定になってる可能性がありますよ。
これは以下の記事を参考にしてください。
Androidスマホで画面オフ(スリープ)時もWi-Fi切断されないようにする設定
私も最初この設定を見逃していて、バックグラウンドで(Wi-Fiではなく)モバイルデータ通信しまくっててあっという間に上限間際に達したことがありました。
ちなみに、Wi-Fiを常時オンにすると多少バッテリーの持ちが悪くなります。が、私はバッテリーの持ちよりWi-Fi通信を優先したいのでこのようにしています。
Googleの同期設定
Android使ってるということはGoogleアカウントを作っているはずです。このGoogleアカウントをスマホと同期させることにより、Googleの各種サービス(GoogleカレンダーとかGmailとか)をPCでで見てもスマホで見ても常に同じ状態に保ってくれます。
なので、同期できていることを確認しておきましょう。
▼「アカウント」の「Google」を選択したところ。ちなみに私は3つのアカウントを同期しています。でも、あれ?1つ同期エラーになってるぞ。。。
▼アカウント名(Gmailアドレス)をタップしたところ。ここで各項目が同期されているか確認しておきましょう。
不要なものは同期をはずしてもいいと思います。わからなければ素直にチェックを入れておきましょう。
モバイルデータ通信量のチェック
スマホの場合、各キャリア(ドコモとかauとかSoftbankとか)とデータ通信し放題のプランで契約している場合が多いと思います。
ただ、データ通信し放題とかいいつつ、実際は1ヶ月あたり7GBの制限が設けられていて、それを超えると通信速度がめちゃくちゃ遅くなってしまいます。
こういう事態を避けるため、事前に5GBとか6GBあたりで警告してくれるように設定しておきましょう。
▼設定の「データ使用」の画面。「モバイルデータの制限を設定する」をチェックした上で、赤いスライダーとオレンジのスライダーを上下して設定しておきましょう。
アプリでもこういうのをチェックできます。設定だけでは物足りない方は試してみてください。
スマホのデータ通信量が気になる?そんなときは「My Data Manager」でチェック!
モバイルネットワーク設定の「データローミング」をオフにする
「データローミング」ってご存知でしょうか?まあ平たくいうと海外でもインターネットできる!ってことですね。
ローミング (roaming) は、携帯電話やPHS、またはインターネット接続サービス等において、事業者間の提携により、利用者が契約しているサービス事業者のサービスエリア外であっても、提携先の事業者のエリア内にあれば、元の事業者と同様のサービスを利用できることをいう。
※ローミング – Wikipediaから引用
ただしこれ、便利な反面、使ってしまうと高額な費用が請求されます。日本国内にいればまず使わない機能ですが、オンにしたまま海外に持っていったりすると悲惨なことになりかねないので、あらかじめオフにしておきましょう。
▼「モバイルネットワーク設定」の「データローミング」のチェックをはずしておきます。
GSMをオフにする
GSMという言葉も聞きなれない言葉ですね。これまた平たく言えば、3Gより前の通信規格(いわゆる2G)のことです。
GSM(英: global system for mobile communications)は、FDD-TDMA方式で実現されている第二世代携帯電話 (2G) 規格である。
※GSM – Wikipediaから引用
日本では使用されていない規格なので、これを使用する設定にする必要はありません。その電波を探しに行くだけバッテリーを消費してしまいますので、オフにしちゃいましょう。
▼「モバイルネットワーク設定」→「4G/3G/GSM設定」で、「4G/3G」にしましょう。4Gは機種によってはないかも(最近のスマホならまずあります)。
ここを参考にしました。ありがとうございます!
Android端末のGSMを無効にしてバッテリー節電に貢献させる | ニトなび
提供元不明のアプリのインストールを許可しない
Androidアプリは「Google Play」からインストールするのが王道です。
が、インターネット上にはGoogle Play以外にもアプリをインストールできる、いわゆる「野良ストア」みたいなのがたくさんあります。
そこでインストールできるアプリは、真っ当なのももちろんありますが、Google Playでは配信できないような怪しいアプリが非常に多いです。
なので、初心者はGoogle Play以外の場所からのアプリインストールを許可しないようにしておきましょう。
▼「セキュリティ」の「提供元不明のアプリ」のチェックをはずしておきます。
絶対安全と判断できるアプリであっても、このチェックを入れないとインストールできないので、そこはご自身の判断で設定してください。
Android Device Managerの設定
これは、Android端末をなくしたときに、PCなどからその端末がどこにあるのかを追跡できる機能です。
超絶便利で、しかも無料なので、絶対設定しておきましょう。設定方法は以下を参照してください。
これは設定すべき!「Androidデバイスマネージャー」をさっそく試してみた
バックアップを設定する
これは急いで行う必要はありませんが、おいおいやっておきたい内容になります。
今使っているAndroidスマホはいつ壊れたり紛失するかわかりません。そんなときに備えて、バックアップ環境を整えておきましょう。
詳細は下記を参考にしてください。
AndroidスマホのバックアップはGoogleに任せておけばほぼ問題なし。設定方法をご紹介します
周辺パーツ関連
Android端末を所有するならぜひ持っておきたいアイテムをご紹介します。
充電ケーブル
これは絶対必要でしょう。スマホ買ったときに1つは付属されていると思いますが、1つじゃ多分全然足りないと思います。
100円ショップで「microUSB充電ケーブル」を探せば売ってるので、いくつか買っておきましょう。
▼こんなやつね。
100円ショップの充電ケーブルだと、どうも充電速度が遅いようです。さらに、充電はできるけどデータ転送には使えないものも多いです。
できれば、もう少し奮発して高速充電などにも対応している充電ケーブルを購入しておきましょう。奮発といっても、そんなに高いものでもないですからね。
SDカード
iPhoneではできないけどAndroidでできること!の代表ですね。外部SDカードメディアが使えます(もちろん機種によりますが)。
私もmicroSDカード使ってます。本体メモリだけだと容量不足気味だし、バックアップにもなりますしね。
ご自身のスマホに対応したSDカードをお買い求めください。
【201F】内蔵ストレージだと心許なかったのでmicroSDHCカードで約100GBにした
Samsung microSDHCカード 32GB EVO+ Class10 UHS-I対応 (最大読出速度80MB/s:最大書込速度20MB/s) MB-MC32DA/FFP
モバイルバッテリー
これはスマホを少し使ってみてから検討でよいと思いますが、外出先でもバリバリスマホを使う!って人はぜひモバイルバッテリーを購入しておくことをおすすめします。
AndroidはiPhoneより電池の消費が激しい場合が多いです(バックグラウンドでいろんなことできるので)。電池の残量を気にしてスマホを思う存分使えない…というのは悲しいので、モバイルバッテリーを準備しておきましょう。
現在アマゾンで人気なのは上記のモバイルバッテリーですね。
もう少し大容量なのもあります。
私は「cheero Power Plus」というのを持ってます。ちょっと古いですが、これについてはレビューも書いてますので、よければ参考にしてみてください。
モバイルバッテリー「cheero Power Plus 2 」を買って損しない3つの理由
アプリ関連
最後はアプリ関連です。
セキュリティアプリは必須
Androidアプリを配信している「Google Play」は公式ストアではありますが、セキュリティのチェックが甘いため、不正アプリが紛れていることもしばしばです。
普通に面白そうなゲームアプリをインストールしたら、実は裏で個人情報がバリバリ抜き取られていた…なんてこともあります。
なので、セキュリティアプリの導入は必須です。何かあってからでは遅いです。
私はPCでもAndroidでも使える「ESET」というセキュリティソフトを使っています。
レビューも書いてるので参考にしてみてください。
セキュリティソフトはESETが価格が安く動作も軽いのでおすすめ!スマホにも使える!
無料のセキュリティアプリもありますが、私の経験ではウィルス検知率が低いです。あと、処理が重い。なので有料のを使っています。
オススメアプリ
アプリがあり過ぎて何がなんやら。。。って人は、私のおすすめアプリの記事を参考にしてみてください。
【2017年最新版】これは入れとけ!おすすめAndroidアプリまとめ
実際に私が使用して便利!面白い!と思ったものばかりです。
まとめ
いかがだったでしょうか。Android初心者の方もそうでない方も、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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