先日、職場の先輩や上司と飲みに言った時の話です。
普段どこに買い物によく行く?という話題になりました。まあ普通にそのへんのスーパーがたくさん出てきたわけです。
私が「イオン系によく行きますねー」と言うと、「あーイオンね。俺もよく時々行くよ」との反応。
でも「イオン行ったらトップバリュとか安いからよく買いますね」と言うと、「えーマジで!?ないわー!」と同僚と上司が言うのです。
ええ、どういうこと?私そんな変なこと言った?
イオンに行ってもトップバリュは買わないという価値観
気になったので少し踏み込んで聞いてみました。
「え、イオンには行くのにトップバリュ製品は買わないんですか?」
「買わないなー、他のは普通に買うけど」
「なんでですか?」
「だってなんとなく不安じゃない?例えばマヨネーズとかトップバリュのが売ってるけど、それは買わずに普通にキューピーのを買ってるよ」
「えー、そうなんですねー」
ちょっとしたカルチャーショックでした。少々価格が高くてもいいモノを買うというのはわかるんですが、「なんとなく不安」という漠然とした理由でプライベートブランドを避けるものなのかと。
ってか、こういう考え方の人多いのかな?安いのが正義!って人は少数派なの?
海外の肉を避けている私も同類?
ただ、よくよく考えてみると私も似たような行動をしていることに気づきました。
お肉を買う時には、「なんとなく不安だから」という理由で安いアメリカ産やオーストラリア産などの海外産の肉は避けていました。少々高くても国産の肉を買っていますね、そう言えば(それでも安い細切れ肉ばかりですがw)。
明らかに味が落ちるとか健康不安が危惧されるというわけではもちろんありません。ただ「なんとなく不安」だからです。
ああ、こういう感覚でプライベートブランドを避けてるのかな?と思い、ちょっとだけ上司や先輩の気持ちがわかった気がしました。
あまりに安い価格だと不安になる?(特に食料品)
今回の件で私が思ったのは「あまりに安い価格だと不安に感じる層が一定数いる」ということです。
もちろんそんなの気にせず「安さこそ至高」みたいな考えで選ぶ人もいるとは思いますが、こと食料品に関しては、あまりに安い価格のものだと不安になる人は結構いるのではないでしょうか。
やはり健康に直結してくる部分ですし、特にお子さんがいらっしゃる家庭だと「少しでも安全で栄養価の高いものを食べさせてあげたい」という思いがそういう行為に繋がってるんだと思います。
なので、例え値段は安いと言えなくても、圧倒的な品質を誇るブランドが確立できれば消費者には受けるんだろうなーと思いました。
私はマーケッターでもないし小売業をやったこともないのであくまで素人考えですが。
まとめ
- 格安のプライベートブランドは全ての人に受け入れられてるわけではない
- 安すぎると不安だと感じる人もいる
- 値段が安い以外の圧倒的優位性(品質)を持ったブランドが確立できれば強いのでは
なんでトップバリュ買わないの?という思いから書き始めた記事ですが、買わない人の気持ちもわかったような気がしました。
じゃあ今後プライベートブランド買わないの?と聞かれると…うーん、どうだろう。多分買いますね。
でもこれまで以上に悩みそうです。一人暮らしのときはこんなの考えたこともなかったけどなあ。
今更ながら私が少し大人になった証拠ですかね(笑)。
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