最近、自宅にルンバを導入しました。
実は少し前まで、私の中でルンバって「色モノ」的な印象だったんですよ。
掃除を自動でするロボット?そんなの人力でやった方が早いしきれいになるに決まってるじゃん!
一部の新しいモノ好きが大げさに騒いでるだけでしょ!?
……みたいなね。
そんな私がなぜルンバを導入しようかと思ったかというと、最近忙しすぎて掃除をする暇がほとんどなかったからです。
ダイソンのコードレス掃除機でやれるところはやるのですが、あまりに時間がなくて本当に限定的にしかできず、ホコリや毛が次第に目につくように。
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ただでさえ忙しくて疲れてるのに、部屋がどんどん汚れていくのがかなりストレスになっていました。
このままではいかんと思い、自分が掃除できないなら自分以外の力を借りるしかない!……というわけで、お掃除ロボット購入を決意したわけです。
購入を決めてから色々調べてみたところ、もはやお掃除ロボットは「色モノ」ではないことが分かりました。
これなしでは生活できない!なんて書いてあるブログもちらほら。かなり満足度は高そうな感じです。これは期待できそう!
最近はお掃除ロボットも様々なメーカーが出していますが、お掃除ロボットの元祖で最も有名であろうルンバ(roomba)をほぼ指名買いしました。
一応他のメーカーも検討はしましたが、家電量販店の店員に聞いても「お掃除ロボットは圧倒的にルンバが人気ですねー」と言っていました。
私はわりと定番が好きなんですよね。というわけであまり迷うことなくルンバにしました。
今回はルンバを使ってみた感想をレビューしたいと思います。
ルンバとは
ルンバは、アイロボット社が製造・販売するお掃除ロボットです。
ルンバもいくつか種類がありますが、私が購入したのは最上位のi7シリーズです。
i7シリーズには「i7+」と「i7」があります。一番の違いはクリーンベースというゴミ収集機があるかないか、です。
▼クリーンベースというのはこういうやつ。
i7シリーズ|ロボット掃除機 ルンバ | アイロボット公式サイトより
ルンバは掃除が終わると、充電するためにホームベースと呼ばれる定位置に帰っていきます。
クリーンベースというのはこのホームベースのグレードアップ版みたいなやつですね。
クリーンベースは充電だけでなく、ゴミの自動収集までやってくれるのです。30回分くらいは集めてくれるらしいです。
ただ、私はこのクリーンベースなしの「i7」にしました。
理由は、クリーンベース付きの「i7+」だと値段が高いのと、クリーンベースの見た目的に高さがあってちょっと存在感ありすぎかなーと感じたからです。
実際i7でどうだったかというと、私の使い方であれば全然問題ないですね。大満足です。
ルンバi7の使ってみた感想
では実際にi7を使ってみた感想を書いていきます。
ホコリや髪の毛をかなり吸い取ってくれる
一番気になるのはどのくらいきちんと掃除してくれるのか?という点ですが、これは全然心配いらないですね。
人間が掃除機使って掃除するのと同じくらいの掃除力(?)は有しています。
私は2日間に1回程度の頻度で掃除させていますが、ホコリや髪の毛ってこんなにたまるの!?ってくらい吸い取ってくれています。
▼たまったゴミはこんか感じで取り外して捨てることができます。
ソファーの下に潜り込んで掃除してくれるのが嬉しい
これまでダイソンでも掃除が難しかったのがソファーの下です。
ダイソンの長いノズルを使っても微妙につっかえて奥まで掃除できなかったのです。
ですが、ルンバは高さ10cm程度の隙間があれば潜り込んで掃除してくれます。
自宅のソファーは13cm程度の隙間(高さ)があったので、ルンバは潜り込んで掃除してくれました。
普段掃除できていなかった部分だったのですごくホコリが取れました。。。
イスの下も(ルンバが通れる幅があれば)掃除可能
イスの下のような入り組んだ場所でも、ルンバ本体(幅が約35cm)が通れる広さであれば掃除してくれます。
イスの4脚にまとわりつくような感じで入念にお掃除してくれるので助かっています。
でも、イスとイスが密集していてルンバが通れないと掃除できないので、可能であればイスをテーブルの上に上げるなどして通り道を確保しておくのがベターです。
アプリで外出先から起動させることも可能
このルンバi7、スマホアプリ「iRobot Home」というアプリを使って起動させることが可能です。
アプリで諸々設定すると、外出先からルンバを起動させることができます。
▼CLEANをタップするとルンバが掃除を開始します。
i7の場合はスマートマッピングという機能が付いています。
これは、ルンバで何回か掃除すると、掃除して学習した結果を元に部屋の配置や区切りを覚えてくれる機能です(部屋の区切りは自分で変更もできます)。
このマッピング情報を元に、「今日はリビングだけ掃除する」なんてことも可能になります。
掃除するタイミングをスケジュールできる
ルンバはそれなりに音がしますし、勝手に掃除してくれるという性質上、人がいないときに実行できた方が便利です。
ルンバには掃除するタイミングをスマホアプリでスケジューリングできる機能があります。
私は月・水・金の朝9時から掃除するように設定しています。
掃除が終わったらスマホアプリに通知が来るので、外出先でも掃除状況を確認することができますよ。
▼こんな感じで履歴も確認できます。
少々の段差(1~2cmくらい)は平気
ルンバは基本的に平らな床(フローリング)を掃除するのに適していますが、少々の段差(2cmくらいまで)なら乗り越えて掃除してくれます。
うちはほとんどフローリングですが、風呂場の前に珪藻土マットを置いています。それが高さ1cm以上はあるのですが、ルンバは問題なく掃除してくれました。
風呂場を開け放っておくのは危険。閉めるかバーチャルウォールを設置しよう
風呂場前の珪藻土マットは掃除してくれましたが、風呂場のドアを開け放ったままルンバを使うのはやめましょう。
濡れた場所をルンバが走行すると故障する恐れがあります。
進入されて困る場所には、あらかじめバーチャルウォールという付属品を設置しておきましょう。これを設置した場所にはルンバが入ってこなくなります。
玄関にスリッパ置いておくと落下する危険性あり
1ヶ月くらいルンバを使っていますが、1回だけルンバが掃除を完了せずに失敗したことがあります。
それは玄関です。
何が起きたかというと、ルンバが玄関の段差から落下してひっくり返り、走行不能で充電切れになってしまっていました。
ルンバはセンサーやカメラで落下しないはずなのですが、思い当たる要因があります。それはスリッパです。
ルンバは結構ガツガツ障害物に当たりながら進路を決めていくスタイルなのですが、玄関で脱いだスリッパに接触、その後も止まることなく進み続けた結果、落下したのだと思われます。
スリッパは軽いので止まらずに進んでしまったのでしょうね。
というわけで、今はスリッパはスリッパ置き場に脱いでからルンバを起動するようにしています。
ちなみに落下したおかげでルンバに結構傷がつきましたが、機能的には問題なく使えています。
ホームベースは幅45~50cmくらいあれば大丈夫そう
ホームベースをどこに設置するのかは結構悩む人が多いかと思います。
説明書を見ると「両側に0.5メートル、前方に1.2メートル必要」なんて書かれていますが、それだとかなり広いスペースがないと置けません。
実際、私は幅50cmくらいしかない部屋の一角にホームベースを設置しましたが、問題なく掃除を開始/終了してくれました。
おそらく、日本の住宅事情でアイロボット社が推奨するスペースを確保するのはかなり厳しいと思いますし、それを守っている利用者もほぼいないと思います。
まとめ
というわけで、お掃除ロボットルンバi7を使ってみた感想をレビューしました。
使い始めてみると、自分で掃除する頻度がかなり減りました。ルンバが通れない階段や隙間みたいなところは自分で掃除する必要がありますが、それ以外はほぼルンバ任せです。
毎日きれいな部屋で生活できるというのは、衛生面はもちろんですが、精神的にもかなりゆとりが持てる気がします。
ルンバi7、価格は10万円オーバーで正直かなり高い買い物です。
しかし、買って後悔したかと言われれば、完全に否定します。むしろ買って良かったです。
日々の掃除が面倒な人は、お掃除ロボットを検討する価値はあると思いますよ。
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