最近本と言えばめっきり電子書籍を買うことが多いのですが、紙媒体で買うときもあります。それは自己学習に使う参考書や技術本の類です。
やはり勉強したり知識を身につけるには、読む(見る)だけでなく自分で考えて手を動かす(書く)ことをしないと覚えられないからです。
なので頻度はそう多くないものの普通の本も手に取るわけですが、そのとき心がけているのは「最初に必ず正誤表を確認すること」です。
大げさに言えば、これをやらなかったがために試験に落ちたり、間違った知識をひけらかしてしまう、なんてこともありえちゃうよ…ってお話です。
本に書かれてることは絶対正しいわけじゃない
たとえ学校の教科書になってるような本や超有名な問題集であっても、書かれてあることが100%正しいなんてことは絶対ありえません。だってそれを書いたのは人間ですしね。人間はミスするものです。
かつて私も、とある資格の勉強をするために問題集を解いていたことがあります。
問題を解いて自分で答え合わせをしたんですが、どうしてもその答えと解説に納得がいかず、一人で悶々と考えこんでいました。
そこで、近くにいたその分野に詳しい人に「なぜこうなるの?」って聞いたみたんです。すると、
「あーこれ、答え間違ってるよ。正誤表見た?」
と言うのです。
私が解いていた問題集はその筋ではかなり有名なものであったため、その人も解いたことがあるとのこと。その人の場合、問題集に手をつける前にまずネットで「正誤表」を確認したそうです。
そのアドバイスを受けて私も正誤表をチェックしましたが、その訂正箇所の多さに唖然とした記憶があります。「もの売るレベルってもんry」って感じでした。
版数を重ねていくと間違いも訂正されていくようですが、よほど人気のある参考書とかでも無い限りそう版数が増えるものでもないでしょうしねー。
その間違いが一生を左右するような重大なものになる可能性も
まあ私の場合、その資格に落ちたからといって特別不利益を被るようなものではありませんでした。
しかしながら、人によっては絶対間違えられない、誤って覚えたくない場合だってあります。
受験勉強なんかまさにそうじゃないでしょうか。必死で覚えた内容が実は間違ってた、そのせいで希望の進路に行けなかった・・・そんなの悔やんでも悔やみきれません。
多少大げさかもしれませんが、そういう可能性だってあるってことを知っておいてほしいです。
まとめ
- 参考書とか問題集を買ったらまずは正誤表を確認しよう
- せっかく覚えた内容が間違ってたら後悔するよ
大抵、「(買った本のタイトル) 正誤表」みたいな検索をすれば出てくると思うので、本を買ったらまずはそれをやってみることを強くオススメします。