こんな記事を読みました。
部屋の内見は「ブス・ブス・美人」の順番で?ずる賢い仲介業者の、驚くべき裏ルール | nanapi [ナナピ]
ざっくりとした内容は「賃貸の仲介業者は、こんなあくどいことをしてる場合があるので気をつけましょうね」というのものです。
これを読んで、私も「あー自分も釣り物件に苦労させられたなあ…」という昔話を思い出しました。
年度末を間近に控え、これから部屋探しする人もいると思うので、参考までに少しご紹介したいと思います。
ネットで賃貸物件を探す
進学や就職、結婚などを機に賃貸物件を探すことが多いと思いますが、皆さんならまずどうしますか?
一昔前なら賃貸物件を扱ってる賃貸業者に訪問して相談することがほとんどだったでしょう。
現在もそれはそれで有効ですが、今はネットの時代。私はネットで賃貸物件を探し始めました。
最近は住宅情報を専門に扱っているポータルサイトも増えましたよね。私も住宅情報サイトであるス○モでいくつかめぼしい物件を見つけました。
新築・オール電化・駅近い・駐車場あり…なんとも魅力的な物件が、相場より若干安めで掲載されています。それがいくつも!
よし、これだけ候補があれば1つくらい空き部屋あるだろ!楽勝じゃん!
…そんな感じでよゆーぶっこいてたんですね。
仲介業者に行ってみたが…
期待に胸を膨らませながら希望の部屋を取り扱ってる仲介業者を訪れました。
私「あのー部屋探ししてるんですけど、ネットに出てたこの物件ありますか?」
仲介業者(以下:仲)「ああ、この物件ですね。ちょっと確認します」
業者の人が少し席をはずし、すぐに戻ってきます。
仲「申し訳ありません。その物件はすでに満室となってしまいました。代わりにこのようなお部屋がありますが、いかがでしょう?ご説明いたします」
私「はあ、そうなんですか。じゃあちょっとだけ…」
こうして説明を受けるものの、ネットで見つけた物件と比べるとイマイチな感じ。家賃も高いし。
私「すみません、ちょっと検討します」
こうして最初の業者はあえなく玉砕しました。
2、3店目。あれ、なんかおかしくない?
まあまだ候補はある。気を取り直して次だ!次の仲介業者のところに向かいました。
私「すみません、ネットに出てたこの物件が気になってるんですけど…」
仲「いらっしゃいませ。その物件は既に契約済みなんですよー。よく似た間取りでいくつかお部屋をご紹介できますので、どうぞお席に」
私「あーそうなんですね。いえ、ないなら結構です」
むー、なんか空室確認なんか全然してくれずに別の物件提案されたんですが…
・・・
いや、まだ次がある。ここ行ってみよう。3店目へ。
私「すみません、ネットに出てたこの物件ってまだ空きありますか?」
仲「あーもうその物件はいっぱいですねえ。そのへんの物件をお探しならこういうのもありますよ」
私「いや、もういry」
・・・
なんなんですかこれ。その後さらに2件回り、計5つの仲介業者を当たったものの、ネットで見つけた希望物件が残ってたところはゼロ。全部同じような展開なので端折りましたが…。
なんかもう、最初からそんな物件は存在しないんだよ、くらいの対応でした。
これはいわゆる「釣り物件」なのでは?
ここで勘の悪い私でも気づきました。「これはネット上の釣り物件なのでは?」と。
誰が見ても魅力的な物件をエサにお客さんを集め、実際にはそれ以外の物件を紹介してくるというパターンですね。
もしかしたらネット情報の更新が遅れていたのかもしれません。ネットに掲載時は空いてたけど、訪問時には契約されちゃって空きがなかったとか。
でも、掲載した日からそれほど日が経ってない(場合によっては当日のものもあった)し、これだけの数が全部満室ってのが理解できないです。
業者の方はどういうつもりかわかりませんが、「釣り物件」と取られても仕方ないのではないかと。少なくとも私は強くそう感じました。
ネット上の釣り物件にだまされないための対策
以上のような経験から、以下のようなことを心がけておくべきだと感じました。
- ネット情報は信用しない。水準よりいい物件は特に疑ってかかる。
- 気になる物件は事前に電話して確認する。
甘い話はないってことですね。最初から電話で希望条件を伝えておいてから業者に出向くのが一番だと思います。それを2~3業者に対して行えばそれなりに満足いく物件を見つけられると思います。
まとめ
- ネットの情報を鵜呑みにしない
- 電話で確認してから業者に出向こう
希望の物件が見つかったら次は引越しの準備なのですが、実はこれまた私は難儀しました。。。
その話はまた別の機会にお話しますね。→書きました。
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