産婦人科の個人情報の取り扱いがあまりにずさんで驚愕した話

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出産 赤ちゃん

私の友人で少し前に子供を出産した人がいるのですが。

その人と最近会う機会があり、産まれたときのことや、その後の育児のことなどについて話を聞いていました。

出産・育児は大変だけど、赤ちゃんのかわいさでなんとか救われてるとか、旦那さんが育児をあまり手伝ってくれなくて困るとか、まあよくある話ではありますが微笑ましく聞いていました。

が、とあるエピソードを聞いて、ちょっとこれはマズイのでは?と思う事案がありました。

今回はこの件について記事にしたいと思います。

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出産後に親向けの教室が開かれる

その人が通っていた産婦人科では、そこで出産して親になった人向けに「親子教室」「離乳食教室」のようなイベントを開催しているそうです。

出産後、育児に不慣れな人や不安を抱えている人をフォローしてくれる場なので、それ自体はすごく良い取り組みだと感じました。

しかし、問題はその運営方法です。

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明確な同意なしで個人情報が全参加者に配布される

その教室に参加する当日、出欠確認の意味合いもあって受付で氏名などを書くらしいのですが、そのときに住所・電話番号・子供の氏名・子供の生年月日を記載しなければならなかったそうです。

そのときの説明は「気にされる方は書かなくて結構ですよ~」と一言だけ言われたとのこと。

まあほとんどの人が書いていたし、元々お産した産婦人科にこの情報が知れても(というか、元々知ってるはずなので)大きな問題ではないと思ったので、私の友人も全て記入していました。

で、親子教室は滞りなく進み、最後のクロージングで産婦人科の方から衝撃の発言が。

「では最後に、本日参加してくださった皆さんの名簿をお渡ししますねー。ここで知り合ったのも何かの縁でしょうから、気になるママさんがいらっしゃったら連絡を取り合ってみてくださいねー」

その発言と共に配られたのが、受付時に記入した住所や電話番号などが書かれた全参加者(実際には書かなかった人もいるかもしれませんが、少なくともその人はそんな人見ていないとのこと)の名簿でした。

ちょっとちょっと。。。私はこの話を聞いて引きました。。。

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善意かもしれないが、あまりにずさんな個人情報の管理方法ではないか

グアバ「それって事前に説明あったの?参加者の人に配りますって」

友人「いやー。気にする人は書かなくていいですよって言われただけ。何に使うかは一切説明なかったよ」

グアバ「それ、ちょっとその産婦人科にクレーム入れたほうがいいんじゃないの?思いっきり個人情報ダダ漏れだよ」

友人「まあそうなんだけどね。ほら、産婦人科の人も、新人ママさん同士で仲良くなってもらいたいっていう気持ちなんだと思うよ」

グアバ「いやいや。それとこれとは話が別でしょ」

・・・

友人の言うとおり、確かに善意による行為なのかもしれません。ですが、これは個人情報の取り扱い方としてはあまりにずさんではないでしょうか。

少なくとも、書いた内容が参加者全員に知れ渡るということが事前に分かっていたら、書くことを拒んだ人はもっといたはずです。

利用目的の明確な説明がなく、取得した個人情報をコピーして簡単に配布してしまう事態は、このご時世では到底許容されないと思います。

そして、さらに気になったのは、その親子教室に、粉ミルクや離乳食を取り扱う業者が来ていたという話です。

これ、先ほど集めた個人情報をその業者に渡している可能性も否定できないですよね。というか、絶対ある気がします。

親子のためとか言っておいて、裏では業者と病院が手を組んであまり褒められない方法で商売してんじゃないの?と思ってしまうのは穿った見方でしょうか。

まとめ

これだけ個人情報の取り扱いについて厳しくなっているご時世なのに、今だにこんなことが行われている場所があることを知って驚きました。

もし私なら、このような病院には絶対にお世話になりたくありません。個人情報がどれだけ適当に扱われているかわかったもんじゃないです。

正直、善意だから許されるという範疇を超えていると思います。もし同じようなことをしている産婦人科があれば即刻やめていただきたいです。

皆さんはどう思いますか。

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