iPhone5SとiPhone5C、なんだかんだで売れてるみたいですね。一部では店頭で在庫が余ってるなんて話も出てましたが、世界的な規模で見るとやはり売れまくってるみたいです。
Apple、iPhone 5sとiPhone 5cの先週末の合計販売台数は900万以上と発表―iPhone 5の500万台を大きく上回る | TechCrunch Japan
そんな新型iPhoneですが、私が注目している機種は「iPhone5S」です。5Cもポップなカラーリングで魅力的ですが、私は見た目より実用性(性能や機能)を重視する方なので。
iPhone5Sの注目機能と言えば、「Touch ID」と呼ばれる指紋認証機能でしょう。パスコード入力しなくても、ホームボタンに触れるだけでロック画面が解除されたり、AppStoreの認証が行えたりするみたいです。
確かに便利ですごい機能です。でも、指紋認証機能って、別にそれほど目新しい機能でも、画期的な機能でもないですよね。私の201Fにも搭載されていますし。っていうか、ガラケー全盛時代からありましたよね。
こんなにiPhoneで騒がれるのって何で?私なりに少し考えてみました。
iPhoneの指紋認証(Touch ID)が話題になった理由
「iPhone」というネームバリュー
これが最も大きな理由ではないかと思います。携帯使ってる人で知らない人はほぼいないのではないかと思えるくらいのネームバリュー、認知度を誇るiPhone。
ぶっちゃけ、今やスマホだとごく一般的な機能であるワンセグやフルセグ、あるいはおサイフケータイなんかをiPhoneに搭載されたしても、相当話題になってたと思います。
そのくらい、iPhoneのネームバリューはすごいのです。「iPhoneだから」。それだけで話題になるんでしょう。
ユーザーにわかりやすいギミック
iPhoneのデザインは実にシンプルです。前面にはディスプレイとホームボタンのみ。前面にある唯一の物理ボタンである「ホームボタン」に触れるだけで解除されるというエレガントさ。
私は実機を持っていないのでYoutubeで確認しましたが、実にスムーズですね。
私が所有している201Fはどうでしょう。前面には物理ボタンがありません。どこで指紋認証するのかと言えば、後面にあるセンサー部分に指をスライドさせてやる必要があります。
▼この部分。
スマホを持ったときに人差し指が来る位置にあり、何気にボタンにもなっていて、押下することで画面オン・オフが切り替えられます。実はすごく使いやすいボタンなのです。
が、ぱっと見、わかりにくい。正直、デザインもiPhoneに比べると洗練されているとは言いがたいです。
また、iPhone5Sだとボタンに指を触れるだけでよいのですが、201Fの場合は上から下にスライドさせる必要があります。これが地味に面倒くさいんですよね。
あまりスマホを知らないライトなユーザーにとっては、「スマホの前面にあるボタンに指を置くだけ」というわかりやすいギミックはインパクトあるのではないでしょうか。
演出効果がうまい
これは指紋を登録するときの演出なんですが、これまたiPhoneはうまいですよね。
いかにも「指紋を少しずつ読み込んで登録してますよ!」って感じがします。
それに対して、201Fはというと…
▼こんな画面。
うーん、お世辞にもスマートとは言えない。。。ヘルプがある時点で、この操作は直感的にできない人が発生するだろう、って開発者が認めてるようなもんですし。
このあたり、Appleはさすがだなーと思うのです。同じことさせるにしても、ユーザーにいかにわかりやすく、シンプルに伝えるか。ぜひ国内メーカーにも見習って欲しいものです。
まとめ
ってことで、指紋認証機能について考察してきました。いろいろ書きましたが、結局のところユーザーは「iPhoneだから」って理由で話題にしてるのが大きいとは思います。
だとしても、Android陣営もそのくらいのネームバリューをぜひ築きあげてほしいものですね。現時点では「Galaxy」と「Xperia」がその最有力候補でしょうか。
でも「iPhone」とはまだ相当差があると思うので、これからの頑張りに期待したいところです。