社会人になって初めて聞いた意味不明な言葉。それ、別にその言葉を使わなくていいよね…

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新年度が始まり2週間以上が経過しました。この4月から新社会人になった人達も少しは会社での仕事に慣れてきた頃かもしれませんね。

私が社会人になったのはもうかなり昔なのですが、仕事をしていて一番とまどったのが「今まで聞いたことのない言葉・単語が当たり前のように使われていること」でした。

何これ?こんな言葉皆知ってるの?知らない私はもしかして世間知らずなのか!?そんなことを思ったものです。

でも後で同期と話をしたら、実は私と同じように聞いたことない言葉ばかりと感じていた人も多いことがわかりました。

社会人になって結構経ち、そのとき分からなかった単語を思い返してみたのですが…やっぱこれ、普通の人(ましてや今まで学生やってた人なんて特に)は知らないよねー、と改めて思ったのです。

今回は、私が社会人になって初めて聞いて意味が理解できなった言葉を書いてみようと思います。なお、私の会社は理系なので横文字多め、というか全て横文字ですw

photo credit: net_efekt via photopin cc

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社会人になって初めて聞いた意味不明な言葉

アジェンダ

最初、本気で色の名前かと思っていました。でも全然違いました。

会議における検討課題、議題、議事日程。(公的機関の)スケジュール、行動計画、日程表。ラテン語の「agenda」(「行動する」という意味の動詞「agere」の動形容詞「agendum」の中性複数形)に由来する。

会議資料の冒頭でよく見かけたのはこういう意味だからなんですね。つーか、議題でいいじゃん!

エスカレーション

意味は全くわかりませんでしたが、なんかちょっとハレンチなこと(セクシャルハラスメント的な)を意味しているのかと思っていました。

エスカレーションとは、マーケティング用語、特にコールセンター用語で、顧客対応においてオペレーター自身だけで対応が困難な場合、上位の管理者やスーパーバイザーなどに交代して対応してもらうこと。また、上位者の指示を仰ぐこと。略語はエスカレまたはエスカ。

知ってしまえばなんてことはないのです。が、ちょっと気になる一言がWikipediaに書かれています。

なお、コールセンター等とは無関係な業界に於いて、しばしば「上長への報告」を意味する言葉として用いられる場合が有るが、これは誤用である。

あれ?これ、誤用やってるところ結構あるんじゃね!?

ペンディング

これも何も知らない人からするとちょっと性的な意味合いを思い浮かべちゃったりするのではないでしょうか。

ペンディング(英: pending)とは、「未定」、「保留」もしくは「先送り」といった意味の外来語であるが、業界によって微妙にニュアンスが異なる場合がある。

未解決の課題や問題に対して「ペンディング事項がある」のような使い方をしますね。

FYI

これを初めてメールで見た時には少し驚いたのを覚えています。スパムメールかと思って上司に報告しそうになったのでw

でも内容は妙にマトモだし、送信者も同僚だったのでちょっと待てよと思い、その場で全力でググりましたよ、ええ。

FYIとは For Your Informationの略で、「参考までに」といった意味

「FYI」と書く方は、読み手書き手双方にとって時間短縮になると考えて「FYI」と書くわけですが、この略語を知らない方にとっては「FYI」の意味を調べるのにかえって時間がとられてしまう、なんとも皮肉なことになっちゃってる略語です。

まさにそのとおりじゃないか。ぐうの音も出ない。ぐう。

でもメールにFYIって書かれてても読まない気がするなあ。

コンプライアンス

ちょっと何言ってるのかわかりません、と心底思っておりました。この言葉が使われてた部署名もあったような気がする。

企業コンプライアンス(きぎょうコンプライアンス、corporation compliance)とは、コーポレートガバナンスの基本原理の一つで、企業が法律や内規などのごく基本的なルールに従って活動すること。ビジネスコンプライアンスという場合もある。「コンプライアンス」は「企業が法律に従うこと」に限られない「遵守」「応諾」「従順」などを意味する語だが、以下では主にこの語を使う。

コーポレートガバナンスがわからない人はググってください。謎が謎を呼ぶ負のスパイラルに陥っちゃってますね。

とりあえず「法令遵守」だと思っておけば大きな問題はないかと。

コンティンジェンシー

ただならぬ事態を現しているというのは雰囲気でなんとなく察知していました。

この言葉はプロジェクトマネジメントに携わっている方なら知っていることでしょう。コンティンジェンシープランという用語で使われることが多いようです。

事件・事故・災害などの不測の事態が発生することを想定し、その被害や損失を最小限にとどめるために、あらかじめ定めた対応策や行動手順のこと。

不測の事態に備えておくことをいうのですが、まあこれが発動しちゃうとプロジェクトはあまりいい方向に進んでいないことが多いような気がします(苦笑)。

もちろん、東日本大震災のような誰も想定できない天変地異が理由となることもありますけどね。

ステークホルダー

何かをコレクションしている人だと思っていましたが、もちろん違います。

これもプロジェクトマネジメント用語として使われます。

ステークホルダー(英: stakeholder)とは、企業・行政・NPO等の利害と行動に直接・間接的な利害関係を有する者を指す。 また、日本語では利害関係者という。具体的には、消費者(顧客)、従業員、株主、債権者、仕入先、得意先、地域社会、行政機関など。

プロジェクトに関連する利害関係者のことを意味しています。関係者じゃダメなの…?

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まとめ

私が意味不明だった言葉を6つご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。

全てに共通して言えるのが「わざわざ横文字(英語)にして使う意味あるの?」ってこと。業界人ぶりたいだけなのではないかと。

まあ同じ業界内の人達だけで話をするのであればこっちのほうが速く進むとは思います。

でもそうでない場合は、一人よがりな専門用語や業界用語ばかり使って話をしていないか気をつけてくださいね。いやはや、私も気をつけよう…。