YouTubeが隆盛だけど、なんでもかんでも動画にすれば良いってもんじゃないでしょ

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なんか今はYouTubeがすごく流行ってますね。

子供が将来なりたい職業にYouTuberが出てきてるみたいですし、今までTVで活躍していた芸能人もYouTubeチャンネル開設したりと、YouTube界隈が賑わってきているのをひしひしと感じます。

今までブログ書いてた人も「これからはYouTubeに注力します!」と宣言し、ブログに書いてたことをYouTube動画にして公開……というのも最近よくある光景です。

でもねー、正直なところ、なんでもかんでもYouTube化!動画化!……というのはちょっと違うよなーと感じるんですよ。

少なくとも私の場合、ネットサーフィンしてて「詳細は動画見てください!」という感じで誘導されたらがっくりきます。

そして、よほどのことがない限りその動画は見ないです。

今回はそのあたりのお話です。

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動画が画像つきブログがより劣っている点

なんでもYouTube化すれば良いというのに否定的なのは、動画だと明らかに画像つきブログと比べて劣るよなーと思う点がいくつかあるからです。

動画は実際に視聴しないと内容がわからない

ブログってだいたい見出しがあるじゃないですか。

そして見出しの一覧が、記事の冒頭に書かれていることが多いです。

自分が見たい内容が書かれているかは、その見出しで大抵判断できます。

一方、動画はそのような内容のサマリはありません。

ものすごく丁寧に編集している人であれば、

  • 03:05~ ●●について
  • 09:50~ ■■について

のように補足説明されている場合もありますが、ほとんどの場合それはありません。

つまり、シークバーをこまめに動かして実際に視聴しないと自分の望む内容が含まれているのか判断つきません。

釣りみたいなタイトルの動画は結構多い(これはブログもそうですが)ので、これは結構苦痛です。

動画は見たい箇所で一時停止するのが面倒

当たり前ですけど動画ってずーっとコンテンツが流れ続けていきます。

例えばハウツー動画みたいなやつで、「あ、この場面ちょっとよく見たい!」ってなったら一時停止ボタン押しますよね。

これ、だるくないですか?

ブログなら大抵画像付きで説明されているので、画面の中央でスクロールを止めるだけです。

動画だと秒単位で早送りしたり巻き戻ししたりして意図した箇所でストップさせるのが地味に面倒です。

動画は音声がないと理解できない場合が多い

動画は音声があって成り立つコンテンツです。

そのため、例えば公共の場のように音声が出せない場所で動画を見ると内容が理解できない場合が多いです。

イヤホンやヘッドホンなんかをすれば対応できますが、ちょっと暇つぶししたいようなときにわざわざそんなの装着するのは面倒です。

今どきのYouTuberはテロップや字幕スーパーをうまく使っていて、音声なしでもある程度はわかります。しかし、それでも動画ならではの臨場感や空気感は損なわれてしまいます。

一方、ブログは初めから画像と文字で伝えるのが大前提です。なので、音声なしで伝わるように最適化されているので内容が理解しやすいです。

ブログの方が検索しやすい

動画は視聴しないと内容がわからない、というのにも関係してきますが、検索した結果に動画がヒットしても本当に関連した動画なのかが判断つきづらいです。

ブログならある程度抜粋で関連する単語が見られるので見たい情報にたどり着きやすいです。

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でも動画の方が向いてるものもある

と、ここまで動画をディスる内容になってしまいましたが、動画コンテンツ自体を否定しているわけではありません。動画の方が圧倒的に向いているものも多数あります。

例えばバラエティ。漫才やコントを画像や文字で再現するのは不可能といって良いでしょう。

動きの機微、タイミング、声量、場の雰囲気など、笑いの要素を伝達する方法としては動画が最適と言えます。

他にもスポーツのハウツー動画とか、ミュージカルなんかも当然動画でないと伝わらないですね。

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まとめ

というわけで、昨今のなんでも動画!という風潮にもやもやしたので記事にしてみました。

要は適材適所なんですよ。ブログのほうが明らかに向いている内容を無理やり動画にしても、見ている人は苦痛に感じるだけです。

私が伝えたい内容で動画にする価値があるものは、、、今のところないですね。