私は元々歯磨きがあまり好きではなかったのですが、虫歯になって苦労したのを機に毎食後にきちんと歯磨きをするようになりました。今じゃ食べたら磨かないと気持ち悪いと感じるくらいです。
そう思えるくらいきちんと磨くようになったのも、ひとえにスマホのおかげですね。
ながら歯磨きのススメ!スマホ見ながらやれば歯磨きは苦痛じゃない!
ただ、毎食きちんと歯磨きをしていても必ず磨き残しはあるものです。
その磨き残しを激減してくれるのがデンタルフロスです。初めて使ってみたのですが、その効果に驚きました。こんな臭いものが歯に残っているなんて。。。
デンタルフロスとは
デンタルフロスとは何かご存じない人のために説明しておきます。
デンタルフロス(英語:Dental floss)は、絹糸や合成繊維などの繊維を用いた歯間の歯垢や食片を除去し清掃するための細い糸のことである。
歯ブラシでは届かない歯間の側面や歯間下の歯ぐきに付いた歯垢を除去し、歯周病や虫歯を予防する目的で使われる。一般的には「フロス」とも呼ばれる。
ただ単純に歯ブラシでブラッシングするだけでは、歯垢の50%~70%程度までしか除去できないといわれているが、デンタルフロスを使うことで、90%程度まで歯垢の除去率を高めることができるため、虫歯・歯周病をはじめとする口内疾病を防ぐ効果があるとされている。
デンタルフロスを用いた歯の清掃を「フロッシング」と言い、歯ブラシを使ったブラッシングと合わせて予防効果を高める。欧米ではフロッシングは一般的な習慣となっている。
※デンタルフロス – Wikipediaから引用
まあつまりは歯の清掃用に作られた糸ですよ。その糸を歯と歯のスキマに入れて歯垢や食べかすを取り除くってわけです。
ちなみに、日本人になじみのある「糸ようじ」というのは、小林製薬の登録商標だそうです。
歯間ブラシとの違い
私は完全に混同していたのですが、デンタルフロスと歯間ブラシは全然別物です。
デンタルフロスは前述したような糸の形状をしているのに対し、歯間ブラシはその名のとおり小さいブラシの形をしています。
▼歯間ブラシはこんな形。ブラシですね。
それぞれ特徴があります。
- デンタルフロス…主に歯と歯の間の汚れを取るのが目的。糸状で細いので歯と歯のスキマがない人向け。
- 歯間ブラシ…主に歯と歯茎(歯肉)の間の汚れを取るのが目的。デンタルフロスより太いので、歯と歯のスキマが大きめの人向け。
実はデンタルフロスの前に歯間ブラシを購入して試してみたのですが、ブラシが歯の間に入らず、あえなく断念しました。
なので、あまり歯に隙間がないと思える人は、まずはデンタルフロスを試してみることをおすすめします。
デンタルフロスの使い方
さて、デンタルフロスの使い方です。
といっても、私はフロスのみのやつではなくてY字型の取っ手のついたこれを使いました。
なので、特に難しいことはなくて、これを持って歯と歯の間にのこぎりのように押したり引いたりしながらゆっくり挿入するだけです。
あとは歯茎を傷つけないように鏡で見ながら上下に数回動かして歯の側面をきれいにしていきます。
最初の頃は軽く血が出ることがありますが、歯茎を強く傷つけたりしていなければ大丈夫です。
後は被せ物をしている部分は慎重にやったほうがいいですね。フロスに引っかかって取れたりする可能性がありそうです。
糸だけのデンタルフロスもあります。
これの使い方はちょっとコツが必要ですが、以下のページに詳しく書かれているので参考にしてください。
デンタルフロスの使い方|自信が持てるオーラルケア|リーチ® 歯肉溝まで届く
デンタルフロスを使ってみた結果
歯と歯の間に詰まった歯垢や食べかすがかなり取れます。毎日毎食後にそれなりに入念に歯磨きしていても、やはり歯間の汚れは取り切れていないですね。
そしてびっくりしたのが、奥歯を清掃したときにとれた歯垢の強烈な臭い!一人で思わず「臭っ!!」って叫んでしまいました。
自分の口の中にこんな臭い成分が残っていたと思うとちょっと引いてしまいました。
清掃した後は歯間の根本にうっすらスキマができるようになりました。本来の健康的な歯の生え方はこういうものらしいです。
まとめ
というわけで、デンタルフロスを使ってみた感想でした。
どんなに歯磨きを頑張っても歯垢は除去しきれません。なので、こういった歯間クリーナー(デンタルフロスや歯間ブラシ)を併用してやることで虫歯になる確率をぐんと下げることができます。
そして口臭の元になりそうな臭い歯垢が口の中にいると思うと気持ち悪いですよね。
私は定期的にデンタルフロスでお手入れしていくつもりです。
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