ある日、いつものようにブログのアクセス状況をチェックしようと、Googleアナリティクスの画面を開きました。そこで、ふと気づいたことが。
あれ、なんか普段見ない項目がある…?ユーザーの年齢?性別?インタレストカテゴリ?こんなの今まで見れたっけ?いや、ない。(←反語表現といいます)
どうやらGoogleアナリティクスに新しい分析項目が追加されたみたいですね!
ってことで、さっそく設定して使ってみました。
Googleアナリティクスの設定
今回の項目追加について、日本語の公式アナウンスなどを探したのですが、なんか見つかりませんでした。なんでだろ。
まあそれほど難しい作業はないのでよしとしましょう。
新しい項目を利用するためには、現状のトラッキングコードの一部を書き換える必要があります。
Change:
ga.src = (‘https:’ == document.location.protocol ? ‘https://ssl’ : ‘http:// www’) + ’google-analytics.com/ga.js’;
To:
ga.src = (‘https:’ == document.location.protocol ? ‘https://’ : ‘http://’) + ’stats.g.doubleclick.net/dc.js’;
上記の赤字部分を、青字のコードに置き換えてください。
ちなみに私は、Googleアナリティクス用のコード埋め込みに「Google Analyticator」というプラグインを使用していました。
が、そのプラグインでは今回のコード書き換えに対応できなかったので、「header.php」に直接コードを書き込む方法に変更しました。
分析結果を確認してみる
トラッキングコードを変更後、しばらく(私は1日くらいかな)すると結果が見れるようになります。
どんな結果が見れるのかを確認してみましょう。
ユーザーの分布
▼サマリー。
ふむ。うちのブログは20~30代の男性が多いようです。まあこれはブログの内容から大体想像はついていましたが、数値として出るとやはりか…と感じますね。
▼年齢。
時間の経過による推移が見れます。まあそんなに変わるもんじゃないですね。
▼性別。
これも年齢と同様ですね。しかし8割が男性かー。もう少し女性のアクセスも欲しいところ。何故かって?そりゃ男の性(サガ)ですよ。
インタレスト カテゴリ
この「インタレストカテゴリ」という言葉の定義がイマイチよくわかっていないのですが、おそらく「アクセスした人の興味のある分野」を示しているものと思われます。
▼サマリー。
「アフィニティカテゴリ」と「その他のカテゴリ」の2つに分かれます。
アフィニティカテゴリってなんだ?って思いますよね。ちょっと調べてみました。
まず、「アフィニティ」とは「親密な関係、類似性」といった意味があり
従来のカテゴリより更に細かくカテゴリを分けたものになっています。これまでのカテゴリより
更にターゲティング精度を高めたものがアフィニティカテゴリということです。
Googleアナリティクスではなく、Googleアドワーズのアフィニティカテゴリについての説明ですが、内容は一緒だと思います。
より詳細なカテゴリ、といったところでしょうか。
▼アフィニティカテゴリ。
上位10カテゴリを見てみましょう。英語がよくわからないのでExcite翻訳とともにご紹介します(笑)。
- 「Technophiles」…ハイテク好き
- 「News Junkies & Avid Readers」…ニュース麻薬常習者&熱心なリーダ
- 「Music Lovers」…音楽愛好者
- 「News Junkies & Avid Readers/Entertainment & Celebrity News Junkies」…ニュース麻薬常習者&熱心なリーダ/娯楽&名声ニュース麻薬常習者
- 「Cooking Enthusiasts」…熱狂家の料理
- 「Shutterbugs」…写真狂
- 「Sports Fans」…スポーツファン
- 「TV Lovers」…テレビ愛好者
- 「Shoppers/Shopaholics」…買物客/買い物中毒
- 「Gamers」…ゲーマー
ふむ。まあハイテク好きとニュースジャンキーはわかります。なんとなく。
「Music Lovers」とか「Shutterbugs」の要素は本ブログにはほとんどないと思うのですが、まあハイテク好きには音楽や写真が好きな人が多いってことなんでしょう。多分。
しかし、写真撮るのが好きな人って「Shutterbugs」って言うんですね。なるほどー。
▼その他のカテゴリ。
確かに、アフィニティカテゴリに比べてカテゴリ分類がざっくりしている気がします。
これを見るとアフィニティカテゴリのほうがより詳細なのがよくわかります。
まとめ
ってことで、Googleアナリティクスで新たに分析できる項目についてご紹介しました。
カテゴリなんかはよく分析することで、よりユーザーが興味のある内容のヒントになったりするのではないでしょうか。
設定しておいて損はないはずです!
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