AndroidスマホのバックアップはGoogleに任せておけばほぼ問題なし。設定方法をご紹介します

個人情報や重要データの塊と言ってもいいスマホ。皆さん、普段からバックアップされてますか？

写真や電話帳、メールやLINE、アプリなど、なくなると困るものばかりですよね。スマホの紛失や破損に備えて、バックアップは必ずやっておきたいものです。

ただ、iPhoneにはiTunesやiCloudといった優れたバックアップシステムがありますが、Androidスマホにはそういうのないの…？と疑問に思う人もいるでしょう。

大丈夫です。iCloudのように目立ちはしませんが、AndroidスマホもGoogleのサービスや機能を利用することでほぼ似たようなことができる仕組みがありますよ！

というわけで、今回はAndroidスマホを使っている人向けに、いろんなデータをバックアップする方法をご紹介します。

アプリや通話履歴をバックアップする
1. 2週間使わなかった端末のバックアップは2ヶ月後に削除される
写真や動画をバックアップする
連絡先（電話帳）をバックアップする
メールをバックアップする
LINEをバックアップする
まとめ

アプリや通話履歴をバックアップする

まずはアプリや通話履歴などをバックアップする方法です。

Android7.0の画面を使ってご紹介しますが、バージョンや機種によって多少文言などが異なる可能性があるのでその点はご了承ください。

▼「設定」→「バックアップとリセット」→「データのバックアップ」をONにします。

これだけです。簡単でしょ？

この機能を有効にすると、指定したGoogleアカウントのGoogleドライブ上にバックアップを作成することができます。

なお、この設定でバックアップされる内容については公式ヘルプに以下のように記載されています。

Google コンタクトのデータ
Google カレンダーの設定
Wi-Fi ネットワークとパスワード
ホーム画面の壁紙
Gmail の設定
Google Play からインストールされたアプリ
ディスプレイ設定（明るさとスリープ）
言語と入力の設定
日付と時刻
Google 製ではないアプリの設定やデータ（アプリによって異なる）
注: アプリによっては、設定やデータのバックアップや復元をできないことがあります。アプリの詳細については、デベロッパーにお問い合わせください。
※Android 搭載端末のデータをバックアップ、復元する – Nexus ヘルプから引用

アプリも全てが復元できるわけではなく、復元した時点でGoogle Playでインストールできるアプリだけのようです。

なので、昔はインストールできたけど今はできなくなったアプリは恐らく復元できません。

ちなみに、復元する方法は、上記バックアップで設定したGoogleアカウントを新しい端末で指定するだけです。すると勝手にアプリを復元してくれます。

2週間使わなかった端末のバックアップは2ヶ月後に削除される

1つ注意点です。上記でバックアップしたデータは、端末を2週間使わなかった場合、2ヶ月後に自動的にバックアップが削除されてしまうそうです。

バックアップが期限切れになった場合
バックアップは、端末を使用している間は維持されます。端末を 2 週間使用しなかった場合、バックアップの下に有効期限が表示されます。
例: 「有効期限: 54 日後」
※Google ドライブで端末のバックアップを管理、復元する – Android – Google ドライブヘルプから引用

日常使いしている機種であれば問題ないと思いますが、普段眠らせている機種だといつの間にか削除されているかもしれませんね。注意してください。