「Kakeibon」というサービスをご存じでしょうか?これまで「OCN家計簿」と呼ばれていたサービスがリニューアルしてこのKakeibonというサービスになったようです。
OCN家計簿のときから私は使用しており、以前記事にもしています。
<参考>OCN家計簿を利用するときの2つの注意点 | love guava!
で、最近そのKakeibonにログインしたら、通常のID・パスワードのログインとは別に、秘密の合言葉を設定することを促される画面が表示されました。
まあそれ自体はよくあることなので、セキュリティ向上のためにやってるんだな、めんどくさいけどやるか、と進めたんです。
でも、その合言葉設定がなんとも無理のある作りでポカーンとしてしまったのでご紹介します。
Kakeibon(カケイボエヌ)とは
Kakeibon(カケイボエヌ)とは、NTTコミュニケーションズが提供するオンライン家計簿サービスです。2013年12月1日にOCN家計簿からKakeionに名称変更され、機能やセキュリティ面が強化されました。
Kakeibon(旧OCN家計簿) ~無料で使える自動ネット家計簿~
スマホ向けの家計簿アプリ「Zaim」と連動しており、Zaimから入力したお金の明細はKakeibon上で一元管理して閲覧・編集などを行うことができます。
それにしても、読み方は「カケイボン」じゃなくて「カケイボエヌ」なんですね。この記事を書くために調べるまでずっとカケイボンかと思ってました。わかりにくいw
Kakeibonにログインしたら合言葉設定を求められる
で、冒頭にも書いたとおり、久しぶりにログインしてみたんです。
すると、合言葉の設定画面になったので、質問と答えを入力したところ…
いくつか質問は選べますが、私が選んだのは以下の3つです。
1.母親の旧姓は?
2.初めての海外旅行は?
3.通っていた小学校の名前は?(すみません、3つ目は画像と違うのですが、こういう質問にしました)
で、問題はその答え。答えを「4文字以上10文字以下のひらがな」で入力しないといけないのです。
ん?4文字?この3つの質問に対して、最低4文字ってのはちょっと厳しくないかい?
だって苗字が3文字以下の人なんてたくさんいるし、3文字以下の国だってたくさんあるし、小学校の名前だって3文字以下のとこいっぱいあるでしょ。
しょうがないので無理矢理4文字以上にしましたが、これじゃあ合言葉の意味ないじゃん。。。忘れちゃうよ、絶対。
他の質問にすれば?と思うかもしれませんが、他のは私には適さない(例えば、ペットの名前とか。ペット飼ってないし)質問ばかりでした。
こういう合言葉って、どこかにメモったりわざわざ覚えたりしなくても「その本人であれば答えが自然に出てくるけど、他人は知らない(知られにくい)言葉」という要件を満たすような言葉だと私は思っています。
なのに、本人が覚えている答えが設定できないってのじゃ意味ないと思うんですが。。。これだとより脆弱なID・パスワードを入力する手間が3回増えただけ、と感じるのは私だけでしょうか。
かといって文字数減らすのもどうなんだろ。本人確認のためだったら減らしてもいいと私は思うんですが、どうでしょうか。こういうのに詳しい人、ぜひ教えてください。
まとめ
というわけで、Kakeibonの合言葉に関する不満をぶちまけてみました。
合言葉の設定ってよくあるけど、他のWebサービスはどうだったかな?今まで文字数で引っかかったことなんてないので気にしたこともありませんでした。今度チェックしてみよう。
Kakeibonについてはこんな記事もどうでしょう?
OCN家計簿を利用するときの2つの注意点 | love guava!OCN家計簿を利用するときの2つの注意点 | love guava!
【Android】家計簿アプリZaimが使いにくいと思ってたら、新しいバージョンのが出ててサクサクしてた | love guava!
<2014/01/16追記>
KakeibonのTwitter公式アカウントから、この件について改善するというツイートがありました。詳細は以下をどうぞ。
Kakeibonの合言葉設定を改善してくれるというツイートが来ました | love guava!
<2014/02/04追記>
1月に改善されるという話だったので確認してみました。
2月になったのでKakeibonの合言葉設定がどうなったのか確認してみた | love guava!