30歳を過ぎると、何もしないとほぼ確実に体型が崩れてきます。
私も昔はそれなりにスリムな方だったんですが、今や体重は標準ど真ん中からやや上ブレしてしまっている状態です。
このままだとマズイ。何か運動しないと…と常々思い、始めたのがランニングとウォーキングです。
基本的にはランニングなのですが、ちょっと疲れてるときはウォーキングで軽く汗を流すようにしています。
ただまあ、ランニングにしろウォーキングにしろ、これが結構しんどいんです。
ウォーキングなんてたかが徒歩だろ?と思うかもしれませんが、そういう人は一度やってみてください。普通に歩くんじゃないですよ、早歩きですよ!それを20分以上やってみてください。絶対疲れますから。
おっと、ウォーキング自体については別の機会に書くとして、今回はそのランニングやウォーキングのお供として便利な「ランニング・ウォーキングアプリ」について書こうと思います。
というのも、結構いろいろあるんですよ、そういうエクササイズ系のアプリ。私もどれを使うか迷ったんですが、とりあえず3つほどめぼしいアプリを見つけ、しばらく使ってみました。
すると、同じようなアプリでもそれぞれ個性があるんですよね。そこで、私が使った3つのアプリの特徴や使用してみた感想をレビューしていきたいと思います。
それではどうぞ!
3つのアプリ「RunKeeper」「Runtastic」「My Tracks」
今回ご紹介するのは、「RunKeeper」「Runtastic」「My Tracks」の3つのアプリです。
3つとも移動ログが取れる、時間を計測できる、といった基本機能は当たり前に備えていますが、問題はその+αがどうなのか?という部分。その部分を重点的に見ていこうと思います。
RunKeeperの特徴
まず最初は「RunKeeper」です。定番アプリみたいですね。
ウォーキング以外のアクティビティも選択できる
ウォーキングはもちろんですが、それ以外にサイクリングやスイミング、スキーなど14種類が選べます。
▼こんな感じ。すごく種類豊富。
スイミングって、プールにスマホ持っていくわけにもいかないだろうし、どうするんだろう?とも思いますが、まあそういう選択肢もあるってことで。
記録したデータはクラウドに保存される
RunKeeperで記録したデータはクラウド上に保存されるので、スマホを別のものに変えても過去のデータが消えることはありません。記録はWebブラウザから確認できます。
Runkeeper – Track your runs, walks and more with your iPhone or Android phone(要アカウント登録)
アプリでも特に見るのに困りませんが、Webブラウザだとより快適に見れます。
ちなみに、記録したデータは公開・非公開が設定できます。公開されるとイヤな人はあらかじめ非公開に設定しておきましょう。
▼ランニングやウォーキングを記録しているときの画面。こんな感じで記録されていきます。
途中の音声指示が便利!
ランニングしているときに気になるのが、今どのくらいの距離を、どのくらいのペースで歩いているのかという点。もちろん、スマホを持って画面を見ればわかりますが、普通、ランニングの際にスマホを手に持って歩かないですよね。少なくとも私はイヤです。
こういうアームバンドにスマホを収納して走っています。
ランニングやウォーキングのお供に!スマホを腕に固定するOmakerのアームバンドをレビュー
私はイヤホンをして音楽を聞きながら歩いているのですが、RunKeeperが便利なのは音声で現在のペースなどを案内してくれるところ。ちょっとたどたどしいものの、きちんと聞き取れる日本語で音声アナウンスしてくれます。これは便利。
▼音声アナウンスの設定画面。いろんな項目が選べます。アナウンスのタイミングは距離、時間、その両方が選べます。
RunKeeperが一番便利なのはこの音声アナウンスだと思います。他の2つも同機能はあるのですが、ちょっと難点があり…それは後述します。
Google Fitと連携できる
Runkeeper単体でも十分使えますが、Googleが提供しているフィットネスアプリであるGoogle FitにRunkeeperのデータが連携できます。
▼Runkeeperと連携したデータをGoogle Fitから見たところ。
Runkeeperの文字が見えますよね?これがRunkeeperから取得したデータを示します。
モザイクかけているのでわかりにくいですが、ランニングしたルートやペース、消費カロリーなどを確認することができます。
Google Fit単体でもできますが、RunKeeperで測定したほうがルートの精度も含めて正確だと感じます。
Runtasticの特徴
次は「Runtastic」です。Google Playでの評価が非常に高いです。
選べるアクティビティの種類がすごい!
Runkeeperでも同じ内容を書きましたが、Runtasticはさらにすごいです。数えるのが面倒なくらいあります。変わったところではカイトサーフィンやエリプティカルなど。
なにそれ?と思った方。ググってください。まあそのくらい種類が豊富ってことです。
データはクラウドに保存。でも設定に注意!
これまたRunKeeperと同じく、Runtasticも記録はクラウド上の保存されていきます。そして例に漏れず、Webブラウザから確認できます。
しかし、ここで一つ重大な問題点。データの公開・非公開の設定が、スマホアプリからはできないという点です。これには焦りました。Webからしか非公開にできないんですね。
そのことを知らず、私はしばらく記録を続けていました。そういうのをオープンにしている人は問題ありませんが、大多数の人はいきなり公開するのは抵抗があると思います。気をつけましょう。
マップ上でペースが把握できる!ただしこの機能は有料…
Runtasticで面白いと思ったのがこの機能。自分が歩いたところをマップで見れるのですが、ペースに応じてコースが色分けされるんです。これはなかなか画期的。
…なんですが、残念ながらこの機能は有料版でないと利用できません。しかし、無料版でも最初の2週間は有料のPRO機能が利用できるので、気になる方は試してみてください。
記録をGoogle Earthで再生できる
これも面白い機能なんですが、自分が歩いた経路をGoogle Earth(要アプリのインストール)で再生できます。
まあ最初はおお!と思うんですが、2回目以降は正直どっちでもいいかなーと思ったり(笑)。
音声フィードバックを搭載。しかし有料…
RunKeeperと同様、音声フィードバックと呼ばれる音声アナウンス機能があります。しかし有料機能なのが残念なところです。
さらに、私はイヤホンを利用していますが、どうもこの音声はイヤホンではなく、スマホ本体から発せられているみたいなんですね。イヤホンからは聞こえてきませんでした。これはちょっと私の使い方に適さないなあ。
My Tracksの特徴
<2016/04/10追記>
「My Tracks」は2016年4月をもって利用できなくなるそうです。
My Tracks no longer available after April 30, 2016 – Maps for mobile Help
「My Tracks」はGoogleが提供しているアプリです。
My Tracks – Google Play の Android アプリ
シンプルだが必要十分な記録が可能
それほど視覚的に訴えるものはないですが、必要そうなデータはひと通り記録できます。
▼ムダなものはないシンプルな記録画面。
記録はGoogle Driveに保存できる
Google製のアプリらしく、記録はGoogle Driveに保存できます。保存されるのは「kml」ファイルです。
記録をGoogle Earthで再生できる
これはRuntasticと同じ機能ですが、記録をGoogle Earthで再生できます。でも2回目以降はry
音声アナウンス機能を搭載。しかし英語…
他の2つのアプリと同じく、音声アナウンス機能を有しています。しかし、英語です。英語でもわからなくはないですが、やはり日本語のほうが聞き取りやすいです。
どれがオススメ?
私はズバリ、「RunKeeper」がおすすめです!音声アナウンスが一番優れているのが最大の理由です。
Runtasticはオシャレな感じで心惹かれましたが、前述した非公開設定のわかりづらさが私にはどうしても受け入れられませんでした。
My Tracksは可もなく不可もなくといった感じでした。
ちなみに、3つのアプリを併用したところ、Runtasticはなぜか距離が低めに出る傾向がありました。他の2アプリがほぼ同じ距離だったので、何か計測の仕方に違いがあるのかもしれません。が、これはスマホの問題かもしれないので、参考程度に。
まとめ
ってことで、ランニングやウォーキングのお供になる3つのアプリをご紹介しました。
こういう一人で行うトレーニングは、自分のモチベーションを維持するのが大変です。なので、少しでも楽しく継続できるように、アプリを使ってみることをオススメします。
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