私は割とお通じが良いみたいで、必ず1日1回以上排便できています。調子が良ければ1日に2~3回出ることもしばしばです(逆に体の調子が悪いのかもしれませんが)。
職場でも1日1回以上はトイレの個室でお世話になっています。
今でこそ何のためらいもなく個室トイレで大をぶちかましていますが、私が子供の頃は大便することがものすごくハードルが高い行為だったのを思い出しました。
学校の個室トイレで大をするのは恥ずかしい行為であるという風潮
女子がどうなのか分かりませんが、男子の場合は「学校で大をするのは恥」という風潮が生徒の中には間違いなくありました。
排便は人間の生理現象ですし、家では当たり前にやっているはずなのに、なぜか学校でするとめちゃくちゃからかわれるんですよね。
「こいつ、さっきの休み時間う○こしてたぞー!」ってな感じで。
私の経験からいうと、小学校高学年くらいが一番きつかったように思います。このからかわれ具合が。
中学校、高校でも、程度は違えどからかわれる対象にはなっていたと思います。
気にならなくなったのは大学生のときですね。
年齢的にもさすがに大人になりますし、う○こなんかで盛り上がるようなことも少なくなるからでしょうね。
今思えば、私の学生時代よく耐えられたもんだなあと不思議でたまりません。
学校にいる間は軽い便秘状態になって便意がなくなるものの、家に帰ると猛烈な便意に襲われ、すぐにトイレに駆け込んでいたような記憶があります。
学校の個室トイレ利用を促す動きがあるみたい
昔からそうだとはいえ、やはり「学校で大をするのは恥」という風潮はどう考えてもおかしいです。
なんか対策とかされていないのか?と思って軽く調べてみたら、トイレ関連企業7社が「学校のトイレ研究会」という組織を1996年に設立して何やら活動されているみたいです。
トイレといえば誰でも知っているTOTOも参加しています。
住生活の向上により、住宅はもとより、デパートを始めとする商業施設や、オフィス、駅舎などのトイレも従来に比べて随分改善されてきました。一方、学校のトイレは、ソフト・ハード面でまだ十分に改善されておらず、加えて校舎の老朽化に伴い公立学校のトイレは子どもたちから5K(汚い・くさい・暗い・怖い・壊れている)と揶揄され、学校で排便を我慢する子どもたちの健康が危惧されていました。子どもたちにとって、学校のトイレは健康面・心理面から深刻な問題であり、また一日の大半を過ごす生活の場として、さらに地域開放や災害時の避難場所としても早急な改善が望まれています。学校のトイレ研究会は、学校トイレの実態をソフト・ハード面にわたって調査・研究することにより、児童・生徒が安心して使える清潔で快適なトイレを、具体的に提案・普及していくことを目的に、トイレ関連企業により1996年11月に発足いたしました。
トイレの5K(汚い・くさい・暗い・怖い・壊れている)ってかなり最悪ですね。。。
で、トイレ研究会の中でも学校における個室トイレの利用しづらさは問題提起されていました。
※トイレ研究会から引用
やはりトイレに行くのを我慢している人が相当数いることが分かります。
トイレ研究会では、トイレをきれいに改修することによってトイレの行きづらさを解消しようとしているようです。
※トイレ研究会から引用
上記のアンケート結果を見ると、「大便をするとからかわれるから」という回答が改修後は0になっています。
学校のトイレが恐ろしく汚いというイメージは確かにありました。
汚いから利用しない→普段は誰もいない→誰もいないはずなのに(便意が我慢できず)使っている人がいる→ちょっと変わったやつとみなされる→からかわれる
みたいな流れなんでしょうか。
なんかもう「周りと同じじゃないのはおかしいヤツ」みたいな日本人特有の同調圧力みたいなのが垣間見えて嫌ですね。。。
まとめ
というわけで、学校におけるトイレ事情について少し思い出したのでブログ記事にしてみました。
いやー、でもやっぱこの学校のトイレで大するとからかわれるというのは良くないですよ。精神的にも肉体的にも。
トイレ研究会や学校関係者の方には頑張っていただいて、ぜひこの悪しき風潮をなくしてほしいものです。
…とここまでこの記事を書いて、過去に似たような記事を書いていることに気づきました。。。どんだけ思い入れあるんだ(笑)。
<関連記事>