最近、横暴な運転をする車に頻繁に遭遇するようになりました。
その車が原因でヒヤリとする場面も出てきたため、万が一のときのことを考えてドライブレコーダーを設置することにしました。
これまではスマホのドライブレコーダーアプリを使っていました。
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簡易的にはこれでも良かったのですが、炎天下でスマホを酷使した結果、スマホのリアパネルが剥がれるなどの弊害が生じてきたのと、画質があまり鮮明ではなかったので、専用機を購入することにしました。
今回は、私が購入したケンウッドのドライブレコーダー「DRV-610」を使ってみた感想をご紹介したいと思います。
ケンウッドのドライブレコーダー「DRV-610」のスペック
購入したのはケンウッドのDRV-610というドライブレコーダーです。
ケンウッド(KENWOOD) フルハイビジョン ドライブレコーダーDRV-610
価格はAmazonで15,000円くらいでした。ドライブレコーダーの価格帯的には中の上くらいでしょうか。
これより安いのはいくらでもありますが、いざというときの保険(証拠)という目的を満たすのを最優先で考え、以下の点を重視しました。
- 録画品質が悪いのは絶対NG
- 信頼性のおける有名メーカー
- レビューがそこそこ高評価
これをクリアしたのがこのDRV-610になります。
DRV-610の主なスペックは以下の通りです。
録画画質 | 3M<2304×1296> Full Hi-Vision<1920×1080> |
録画可能時間 | SDカード容量に依存(※付属SDカードで約1時間20分) |
SDカード | マイクロSDカード16GB一枚付属 |
SDカードスロット数 | 2 |
モニターサイズ | 2.7V型 |
▼梱包物はこんな感じ。
本体、シガーソケットにつなぐ電源ケーブル、マイクロSDカード16GB(SDカード変換アダプタ付き)、フロントガラスに接着させる取付ブラケット。
本体のレンズに青いフィルムが貼ってあることに気づかず、「録画した動画がやけに青いけど不良品かな…?」と思ってしまったのは内緒です。
ドライブレコーダーDRV-610の取り付け方法
取付ですが、以下のような手順で行います。
- 車のバックミラーの裏側付近で取付位置を決める。ワイパーで雨を拭き取ってくれる位置にしましょう。また、運転席から視界を遮る位置に設置するのは法律に抵触する可能性があるので注意しましょう。
- 取り付け位置を決めたら、柔らかいタオルなどでフロントガラスの汚れをよく拭き取ります。
- ブラケットに本体を装着し、フロントガラスに接着させます。
- コードを配線します。大抵の車は内装の裏にコードを這わせられるはずです。私の車は特に工具なしでコードをしまいこめました。助手席からグローブボックス下に通し、シガーソケット付近まで配線します。
- シガーソケットから電源を供給し、動作確認を行います。
助手席のグローブボックス下がコードでブラブラしていますが、気になる人は留め具を購入して綺麗にすると良いでしょう。
ドライブレコーダーDRV-610を使ってみた感想
では実際に使ってみた感想です。
録画の画質が良い
まずはこれですね。これが満たされてないとドライブレコーダーを購入した意味がありません。
実際に録画した動画のキャプチャをご覧いただきましょう。
注意点として、できるだけ画質を落とさないようにしていますが、本ブログにアップロードするときに多少圧縮されている点はご了承ください。ただし、私が比較しても肉眼では全く劣化がわからない程度です。
▼朝の時間帯に撮影した動画のキャプチャです(クリックすると拡大します)。
位置の特定を避けるためにほとんど黒で塗りつぶしていますが、車種や車のナンバーは問題なく認識できるレベルなのが分かりますよね。
▼こちらは雨の日の夜に撮影した動画のキャプチャ(クリックすると拡大します)。
雨の日の夜って視界が最も悪いときですが、それでもナンバープレートは十分識別できるレベルです。
これなら十分証拠として使えるはずです。
運転支援機能(衝突警告、車線逸脱警告、発進遅れ警告)はあくまでおまけ
このドラレコDRV-610には運転支援機能と呼ばれるものがついています。
前方の障害物に当たりそうになったら警告アラームが鳴る衝突警告、一定速度以上で走行中に車線を逸脱するとアラームが鳴る車線逸脱警告、前方の車が発進したのに自分が停車したままだとアラームが鳴る発進遅れ警告の3つです。
しかし、この機能は正直微妙です。誤作動が多いです。
例えば発進遅れ警告だと、交差点で信号待ちしてるときに、横から走ってくる青信号側の車にも反応したりします。
また、衝突警告は今だに鳴ったことがありません。私が安全運転してるからかもしれませんが。
こんな具合なので、この運転支援機能に過度な期待は持たないほうが良いです。
マイクロSDカード付属なのが嬉しい。でも容量は少なめ
このドラレコDRV-610には付属品として16GBのマイクロSDカードが付属されているのが良いですね。別途購入せずともすぐに使えるのが便利です。
実は自宅にもっと大容量のマイクロSDカードがあったのですが、規格が古かったのか挿しても認識してくれませんでした。
こういうこともあるので、余計なこと考えずにサクッと使える状態になるのは嬉しいですね。
短時間の駐車時録画に対応
基本的にはシガーソケットからの電源供給しないと使えないのですが、実はバッテリーも内蔵されています。
なので、車のエンジンを切った後も、内蔵バッテリーを使ってわずかな時間(最大15分程度)ではありますが録画を継続する機能があります。
コンビニやスーパーの駐車場だと当て逃げなどのリスクも高くなるので、わずかな時間とは言えこの機能は地味に嬉しいのではないでしょうか。
なお、別売りの電源ケーブルを使えば、最大24時間駐車録画も可能です。バッテリー上がりがちょっと心配ですが。
まとめ
というわけで、パナソニックのドライブレコーダーDRV-610のレビューでした。
スマホアプリのドラレコだと画質が不鮮明で見づらかった部分も、専用ドライブレコーダーなら鮮明に見えるようになりました。
自分に非がなくても巻き込まれてしまうのが車の事故です。
車を運転する人。本気で対策するなら、激安のではなくそれなりの価格と品質を備えたドライブレコーダーを購入することをおすすめします。
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