こんな記事を読みました。
“付き合って3年程度で結婚する事による危険性について” – 斗比主閲子の姑日記
この記事は更に元ネタがあって、その元ネタを要約すると「1年未満くらい付き合っただけじゃ相手のことわからなくて危険」という話です。
私の率直な感想は、長く付き合ってもわからないものはわからないので期間はあまり関係ない、というごくごくありふれた意見でございます。
それよりも!私が言いたいことがあります。それは「同棲できるならしておいたほうがいいよ」ということです。
既婚者である私の経験からくるアドバイスです。気になる未婚の方はぜひご一読あれ。
credit: Faury Maxime via FindCC
今付き合ってる相手と生涯同じ屋根の下で暮らせる?と聞かれて即YESと言える?
20代半ばを過ぎたくらいのカップルなら、ぼちぼち「結婚」ということを意識し始める時期ではないでしょうか。30過ぎならよりその意識は強くなってると思います。
そりゃまあ付き合ってるくらいなので、お互い相手のことが好きなのは間違いないでしょう。
でも「これから一生涯ずーっと同じ屋根の下で暮らせるくらい安心や信頼がおける相手ですか?」と言われると、素直に首を縦に振れる人がどのくらいいますかね。
普段ラブラブなカップルほど「そんなの暮らせるに決まってるじゃん!私達愛し合ってるんだから!」と思うんでしょうが、まあちょっと落ち着いて考えてみてください。
ラブラブデートだけじゃわからないことって多い
平日はお互い働いていて、会えるのは週末か休日だけ。会える日はオシャレなカフェとか話題のテーマパークとかに行って楽しんでる。
そんな状態で「二人で過ごしたら楽しいに決まってる」と思うのは当たり前です。楽しい時間しか過ごしてないんですから。
でも結婚して一緒に暮らし始めたら「何のイベントもない平凡な時間」が、「オシャレなカフェや楽しいテーマパークにいる時間」よりも圧倒的に長くなるわけですよ。
なので、二人で一緒に暮らせるかどうかは、誰と行っても楽しいテーマパークをラブラブで過ごせることより、ごくごくありふれた日常をストレスなく空気のように過ごせるか。これにかかっていると思うんですよね。
何気ない日常を二人で体験できるのが同棲だ
そこで私がおすすめしたいのが同棲なのです。
金銭面はともかくとして、衣食住という生活の基本を共にするわけですから、デートだけでは見えてこない相手の「素」がいろいろ見えてきます。
家事はきちんとするのか、生活のリズムは自分と合うのか、長時間二人でいても気をつかわず過ごせるのか…など、結婚する前に知っておきたい相手のことをいろいろ知ることができます。
実は私は同棲せずに結婚したのですが、一緒に暮らし始めて最初のほうはホントにささいなことでよく喧嘩しました。どうしても相手の言ってること、やってることが理解できない、腑に落ちないことが多々ありました。
幸い、私の場合は何度も話し合って歩み寄ることで解決しました。が、男女関係って話し合いで解決できないことが多いと思います。
結婚してから相手のイヤな部分が見えて離婚…ってなっちゃうよりも、同棲の時点で気づくほうがはるかにダメージは少ないはずです。
まとめ
- 結婚を考えているカップルは同棲したほうが良い
- デートだけでは絶対に相手のことは理解できない
- 何気ない日常をストレスなく暮らせることがわかる同棲のメリットは大きい
というわけで、既婚者の私の経験から、結婚する前に同棲することをおすすめします。
とは言え、両親が同棲に対して良いイメージを持ってないケースもあると思うので、そのあたりは二人でよく相談して決めてくださいね。
勢いだけで結婚しちゃうと後悔すると思いますよ!
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