「何でもいい」という発言は相手想いの言葉ではなく単なる責任逃れ

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仕事や普段の生活の中で、自分の意志を確認される場面はよくあります。「○○は何が良いと思いますか?」みたいなシーンです。

そんなとき私は「何でもいいですよー△△さんの好きなもので」みたいな回答をよくします。

これ、最初は「相手の好きなとおりにできるんだから相手にとって一番やりやすい回答でしょ。そして何でも許容しちゃう俺って大人!」みたいに思っていました。

でも最近これは違うなーと思い始めました。というのも、この答え方って単なる責任逃れなんじゃないのかな、と考えるようになってきたからです。

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「何でもいい」と言うことで責任を回避する

「何でもいい」って言葉は、一見相手の意見を最大限尊重しますよーという相手のことを思いやった言葉にも聞こえます。

でも実は、後でその決断が理由で何か問題が生じたときに「いや、その選択をしたのはあなたでしょ」って言う余地を残しておくための予防線張ってるだけなのじゃないのかなーって思うようになりました。

私も良く言っちゃうんですよ。例えば、友人から「お昼ご飯何を食べに行くー?」って聞かれて「何でも良いよー○○の好きなところで」って答えてしまったり。

そう言っておけば、それで行った先が混んでたり、あまりおいしくなかったとしても「俺が決めたんじゃないから俺のせいじゃない」という言い訳ができちゃうんですね。

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思考停止した言葉:「何でもいい」

そしてこの「何でもいい」回答って、完全に思考停止した発言なんですよね。

数ある選択肢の中からメリット・デメリット・特徴を比較・検討することから目を背け、完全に相手任せにしてしまうことで自分の頭を使わずにすむ行為だからです。

日常の会話の中だけならともかく、ビジネスシーンでこういう反応ばかりの人と出くわしたら要注意かもしれません。

この人は自分で考えることを放棄し、決断を人に委ねて自分で責任を取らない人間の可能性が高いです。

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決断しなくても、候補を挙げてみる

とは言え、生活でもビジネスシーンでも、全ての決断を自分でしなさいというのはなかなかしんどいものがあります。

そこで「候補を挙げる」という行為をやってみてはどうでしょうか。

つまり、「○○はどうしますか?」と聞かれたときに「そうですねー、私はAかB、またはCが良いと思います」という感じに答えるわけです。

これなら相手に選択権を残しつつ、自分の意見も反映した形で話を展開できます。それを候補にした理由も合わせて説明できればよりベターですね。

まとめ

ついつい使ってしまう「何でも良い」発言ですが、あまり多用すると優柔不断な人と相手から思われてしまいます。

全部決断しろ!とまでは言いません。ですが、自分なりに考えて答えを出してるんだよ、という態度を見せるためにも「何でもいい」発言から「○○か△△はどう?」という提案風発言に改めてみてはいかがでしょうか。

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