基本的に情報収集はRSSリーダーアプリで行っています。
<参考>【Android】おすすめのRSSリーダーアプリ「JustReader」!私の設定を公開します! | love guava!
気になるブログやニュースなどがあればRSSフィードを登録してチェックしていくわけですが、最近ちょっとだけ収集方法を変えました。
私の趣味・嗜好・興味に沿った記事はRSSリーダーでじっくり読むという現状のやり方を続けています。変えたのは、時事を扱ったニュース記事についてです。
これまでは、世間一般で話題になっている事柄について一般常識として知っておきたいという私の考えからRSSフィード登録していました。
ニュース系記事というと大抵○○新聞とかのRSSフィードになりますが、いかんせん新聞は記事数が多いです。そしてRSSフィードの特性として「記事の重み付け」が全く考慮されていないんですよね。世間を騒がせている大事件も、知らない地域のローカルニュースも全て同じ1フィードなわけです。
はてブ数でフィルタリングするという案も試しましたが、はてブで人気が出たニュースって結構偏っている印象で、私的にはどうでもいい記事も少なからずあり、ノイズが多く感じたのでこれもダメでした。
このような事情から、もう少し効率的に話題のニュースを集められる方法がないかを探していたんですが、私のニーズにあったアプリが見つかりました。
それが今回記事にする「LINE NEWS(ライン ニュース)」です!なかなか使い勝手が良かったのでご紹介します。
「LINE NEWS(ライン ニュース)」とは
「LINE NEWS」は、LINE社が提供するニュースアプリです。複数のカテゴリに分けられたニュースを効率よく3分間で読めるように「要約」されているのが特徴です。
LINE NEWSの特徴
短時間で読むための要約がすごい
LINE NEWSの最大の特徴が、この記事の要約です。ちょっと見てみましょう。
▼TOP画面。スッキリしてますね。
流行語大賞が気になります。この記事をタップしてみましょう。
▼要約画面になります。
このように、記事の内容をざっくりまとめたものを表示してくれます。
ここで注目なのが「1つの記事からだけまとめてるわけではない」ってことです。上記の例でいうと、「LINE編集部」と「ORICON STYLE」がそれぞれソース元となっているわけです。
1記事あたり大体3つの要約が表示されるようですが、この編集は結構大変なんじゃないでしょうか。この編集があるからこそ、ユーザーが記事内容をざっくり知ることができるのです。
もちろん、恣意的に編集されてるんじゃないのー?元記事見せろ!と思う方はソース元をタップすれば元記事が見れます。
▼こんな感じです。
要約が気になったのでより詳細を知りたい!というニーズにも対応できますね。
オフライン環境でも読める
記事は起動時に一括で更新される(されない場合もあるので、そのときは上から下へスワイプして引っ張り更新すればOK)んですが、それさえ終われば記事の要約画面まではオフライン環境でも読めちゃいます。要約画面からソース元へいくには通信環境が必要です。
地下鉄などの電波が繋がりにくい場所でさっとニュースをチェックしたい場合には便利です。
以前話題になったあの記事の続報が読める
これもとても特徴的な機能です。よくありますよね、少し前にめちゃくちゃ話題になってたあの事件、結局どうなったんだろ?って思うことが。
LINE NEWSだとそれが時系列で並べられて読めるんですねー。
例えば火山が噴火して新しい島ができたって話題の小笠原諸島について見てみます。
▼うわー、火山噴火した!
▼島ができてYahoo!地図に載っただと!?
▼島は拡大を続け…
▼今じゃ甲子園と同じ広さになったんだって!
…ってな感じで、1つのニュースの経過を辿っていけるわけです。全てのニュースの続報が見られるわけではありませんが、話題になったニュースは結構取り上げられているので見てみると楽しいですよ。
類似アプリと比較してみる
ところで、こういう話題のニュースを集めてくれるアプリって他にもいくつかありますよね。有名どころでいうと「SmartNews(スマートニュース)」「vingow(ビンゴー)」「Gunosy(グノシー)」の3つでしょうか。
これらとLINE NEWSを比べてみるとどうなのかを考察してみました。
既読管理ができる(vs SmartNews、vingow、Gunosy)
これ、結構重要です。LINE NEWSは一度目を通したかどうかが一目でわかるようになっていますが、他アプリはそういう機能はありません。
見出しが薄いグレーになっているのは既に読んだ記事です。
なお、新着記事(1時間以内に更新された記事のようです)は写真部分に赤のNマークがつきます。みのもんたの記事ですね(笑)
要約の精度が高い(vs vingow)
LINE NEWSは人力で複数のソースから要約を抽出しているので精度が高いです。vingowは要約機能を有していますが、自動要約のため精度はあまり高いとは言えません。え、そんなことはどうでもいいでしょwと思える文章が混ざってたりもします。
より短時間でざっくり記事を読める(vs SmartNews、Gunosy)
要約機能があるので、読むべき文章はかなり少なくてすみます。個人的にはあまり興味がないけど浅く広く知っておきたい場合、要約レベルでサクサク読めるというのは非常に便利です。
好みの記事だけではなく、世間一般で話題の記事を把握できる(vs vingow、Gunosy)
これはコンセプトの違いなのでどちらが優れている、というわけではありません。
あくまで今回の私のように「一般的に話題になっているニュースを短時間でざっくり知っておきたい」というニーズには、LINE NEWSはかなりフィットしていると思います。
LINE NEWSのイマイチなところ
今までかなり絶賛してきたLINE NEWSですが、改善して欲しいところも挙げておきます。
要約画面での縦スワイプ判定がシビア
要約画面を縦にスワイプすると当然画面がスクロールするわけですが、記事の最後に到達すると次の記事に移ります。この動作が敏感すぎてシビアだと感じます。
記事の下のほうを読みたくてスワイプしただけなのに次の記事にいっちゃっうことが多々あり、ちょっとストレスを感じます。
個人的にはスワイプで次の記事にはいかない(読んだら一覧画面に戻るので)ので、この機能のオン/オフ切り替えか、もう少し判定をキツくしてほしいです。
記事の更新時間がちょっと長い
記事の更新量や通信環境にもよりますが、もう少し更新時間を短くしてほしいです。私の場合だと大体10~15秒程度は最初に待ちます(更新がない場合はもちろん待ち時間はありません)。まあ許容範囲ではありますが、できればもう少し改善してほしいです。
<2013/12/12追記>
アプリがアップデートされて、記事更新にかかる時間がかなり短くなりました!もはや短所とは言えないくらいの速度になっています。
まとめ
というわけでLINE NEWSアプリをご紹介しました。私と同じようなニーズを持たれている方は試してみてはいかがでしょう?
Androidニュースアプリについてはこんな記事もどうでしょう?
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