Mr.Children(ミスチル)は世間的にはポップで爽やかなサウンドや、泣けるバラードなんかがウケているバンドだと認識されていると思います。
売れているシングル曲は確かにその傾向がありますが、シングルじゃないアルバム曲やカップリング曲を含めると話は変わってきます。
知らない人が聞いたら「え、これがミスチルの曲なの??」と思うものも結構あったりします。
そこで、今回はミスチルファン歴20年以上の私が独断で選んだ「ミスチルっぽくない曲6選」をお送りしたいと思います。
ミスチルっぽくない曲
順不同です。
Brandnew my lover
アルバム「BOLERO」に収録されている曲です。
メロディはともかく、歌詞がなかなか過激です。
「小娘」「生け贄」「快楽の奴隷」「Fuckする豚」「愛欲のA.B.C」「ゲス」「Kill me」「殺してくれ」みたいなフレーズ、ミスチルから想像できますか?
全部この1曲に含まれていますよ。
隔たり
アルバム「I LOVE U」に収録されている曲です。
桜井はこの曲について「避妊具について歌いたかった」「男女で見解が違うであろう曲」と語っている。
※IラブU – Wikipediaから引用
桜井さんも言ってるとおり、コンドームの曲です。なんかそれっぽく歌っていますが、コンドームです。
思春期の夏 ~君との恋が今も牧場に~
アルバム「Kind of Love」に収録されている曲です。
ミスチルは知っててもボーカルの桜井さん以外のメンバー名前は知らないという人は多いのですが、この曲は桜井さんではなく、ドラム担当のJEN(鈴木英哉)が歌っています。
知らない人が聞いたら絶対ミスチルだとわからないでしょうね。
気になる(?)JENの歌声ですが、意外にも青年のようなさわやかな声です。見た目はこ汚い浮浪者みたいなのにね(笑)。
友とコーヒーと嘘と胃袋
アルバム「Q」に収録されている曲です。
通称「友コー」。といってもファン以外は知らないでしょうね。
タイトルからしてアレな感じですが、曲調も全然ミスチルっぽくないです。途中でラップというか、桜井さんの台詞が入っています。
嗚呼 コーヒーを飲むよ
タバコも飲むよ 飲むよ
お酒も 飲むよ 飲むよ
何だって飲むよ人を物真似した 後先とか考えちゃ駄目だよ
だってそもそも今日(こんにち)の自分なんて初めから無いも同然だからねもういいかい? そりゃそうだよ
例えばそれがむちゃくちゃな要求だろうが
例えばそれが傲慢(ごうまん)な女のわがままだろうとさ
飲むよ 飲ませてちょうだいよいいねぇ 飲む達人になりたいね
ある意味もう憧れに近い感じがあるよ
赤塚不二夫にキースリチャーズねぇ 野坂昭如に藤原組長でしょ
粋だねぇ 下町情緒だよねあぁ それはちょっと違うか 脱線しちゃったね 脱線だねぇ
でも僕はね、脱線はいいけど惰性で生きちゃ駄目だねぇ
これ僕のポリシーよ 惰性で生きちゃ駄目 これ僕のポリシー
上手い事言った! 上手い事言った!※歌詞カードには載っていない歌詞集から引用
酔っ払って喋ったという台詞ですが、なんかむちゃくちゃですね。
逃亡者
これもドラマーのJENが歌った曲です。
タイトルとは裏腹にのんびりした曲調です。牧歌的というのかな?
血の管
3分程度の短い曲ですが、絶対に一般受けしないタイトルとメロディです。
イントロは、桜井和寿が小林武史に「葬式みたいなイントロにしたい」と注文して作られた。
※シフクノオト – Wikipediaから引用
言われてみれば確かに葬式的。ファンじゃない人が聞いたらちょっと気持ち悪がるんだろうなあ。
実は私もあまり好きではありません。
まとめ
たんさんあるはず!と思ってこの記事を書き始めましたが、終わってみると全然少なかったです。
私はほぼ全ての曲を知っているファンなので、「こういうのもミスチルだよ」という許容範囲が広いのかも知れません。
ファンじゃない人からするとミスチルっぽくないなあ、と思う曲はもっとたくさんありそうですが、もうよくわからなくなってきたのでこの辺で終わりにします(笑)。
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