ある日のことですが、小さな子供(5歳くらい?)が子供用自転車を自由自在に乗り回しているのを見てすごいなーと思いました。もちろん補助輪なしのやつね。
なぜそんなことを思うのかというと、私自身が自転車に乗れるようになったのは小学四年生のときだったからです。私が5歳くらいのときを思い出すと、自分だけの力で補助輪なしの自転車に乗るなんて到底想像つかないことだったと記憶しています。
しかし、その話を妻にしたら、「えー、遅すぎでしょ」と一蹴されました。
え、そうなの??
小学四年生(10歳まで)自転車に乗る機会がなかった
なぜ私が10歳まで自転車に乗れなかったのかというと、理由は単純で「家に自転車がなかったから」です。私の家はあまり裕福ではなかったので、子供の頃に自転車なんて買い与えられなかったのです。
そんな私にも転機が訪れます。私の通っていた小学校は、四年生になると「自転車検定」なるものを必須で受ける必要がありました。
「自転車検定」って何かというと、その検定に合格するともらえる自転車免許がないと、自転車に乗っちゃいけない!というものです。
今思うと「自転車乗るのに免許なんてw」って思いますよね。でも当時小学生だった私は「これがないとチャリに乗れない。チャリに乗れないってことは、ちょっと離れた友達の家に遊びに行けず、仲間はずれにされちゃう…」なんて不安を感じたものです。
この自転車検定、自転車の運転技術(校庭のトラックをはみ出さずに回ったり、道路に見立てたパイロンを手信号を出しながら曲がるなど)を先生(だったと思います)が見て合格・不合格を判断します。なので、当たり前ですが自転車が必要です。
さすがに小学校で必要となったので、私の両親もようやく自転車を買ってくれたのです。
自転車検定の数日前になんとか乗れるように
自転車を買ってもらったのは、自転車検定が行われる一週間くらい前です。自転車に乗ったことのない私は、当然ながら乗れませんでした。
両親は仕事で不在だったので、乗り方なんて教えてくれません。友達と必死に練習したのを覚えています。
なんせ、自転車検定を受けるのに「自転車に乗れない」なんて学校内の恥(別にそんなことないと思いますが、当時はそんな雰囲気だったのです)ですから。不合格者もかなり少ない検定ですからね。
めちゃくちゃ集中して練習しました。どんな練習したのかはあまり覚えてないですが、午前中に始めて、午後にはほぼ問題なく乗れるようになっていました。これが自転車検定の数日前だったと思います。
で、ちょっと乗れるようになったからって近所を走り回り、転んで何個も擦り傷を作ったものです。今でも残ってます。
あ、自転車検定には合格しましたよ!幼心にかなりホッとしたのを覚えています。
自転車に乗れる年齢の平均は?
で、妻に「10歳で補助輪なしなんて遅すぎる」と言われたので、世の中一般的に何歳くらいで自転車乗れるようになるもんなの?っていうのを調べてみました。
するとこんな記事を見つけました。
【集計】補助輪なしで乗れた年齢 | ママの交流掲示板 | ママスタ☆BBS
この中で補助輪なしの自転車に乗れるようになった年齢のアンケート結果がありました。
ボリュームゾーンは5歳前後ですね。就学前に乗れるようになったいる子供が大半という結果になっていました。
私と同じ「10歳以上」というのは4人で、アンケート全体の3%という非常に少数派となりました。
うーむ、妻に遅すぎと言われたのも納得の結果ですな。。。
自分の子供にはもう少し早く乗らせてあげたい
私が遅かったからってわけでもないですが、自分の子供に自転車に乗ることを教えるとしたらもう少し早く教えてあげたいと思います。
自転車に乗れるようになると、自分の足だけと比べて桁違いに行動範囲が広くなります。それだけ経験できることも増えるってことです。
狭く限られた世界よりも、広大な未知の世界を早く知ってほしいと思いませんか?私はそう思います。
まとめ
未就学児童がいらっしゃる親御さん。子供が自転車に乗りたがっていませんか?乗りたがっていたらぜひ買い与えてあげてください。
↓最近はこういう子供用自転車?(ランニングバイクというのか…)であるストライダーというのが流行ってるみたいですね。
[amazonjs asin=”B00C38B6G4″ locale=”JP” title=”キッズ用ランニングバイク ストライダー(ST-J4)レッド (日本正規品)(安心の1年間保証付)”]