筋トレを続けていくと、体が慣れてきて段々と負荷が物足りなくなってきます。そんなときに役立つのがダンベルです。
ダンベルを使うメリット
筋トレ初心者にとって、ダンベルは効果的なトレーニングツールです。以下は、ダンベルを使うメリットです。
1. 多彩なエクササイズが可能
ダンベルは多彩なエクササイズに利用できます。腕、背中、胸、脚、全身の筋肉をバランスよく鍛えるための多彩なトレーニングができます。
2. 自宅で手軽にトレーニング
ダンベルはコンパクトで、自宅でのトレーニングに最適です。ジムに通う必要がなく、忙しい日常に合わせて自分のペースでトレーニングができます。
3. 筋力とバランスの向上
ダンベルを使ったトレーニングは、単なる筋力向上だけでなく、体のバランス感覚も向上させます。特定の筋肉だけでなく、全身の安定性を高めることができます。
ダンベルを選ぶときの注意点
ダンベルを選ぶ際には、以下のポイントに注意しましょう。
1. 重量範囲
自身のトレーニングニーズに合わせた重量範囲を選びましょう。初心者は軽い重さから始め、徐々に重量を増やしていくことが重要です。
1個あたり(片方)のダンベル重量の目安は以下のとおりです。
軽め: 2.5キログラムから4キログラム
初心者がトレーニングを始める際に使いやすい範囲です。主にウォームアップやテクニックの向上に適しています。
中程度: 5キログラムから10キログラム
筋力を着実に増やすために使われます。スクワット、カール、プッシュアップなどに適しています。
重め: 12キログラムから20キログラム以上
高い負荷が必要なトレーニング、例えばデッドリフトやショルダープレスなどに使用します。初心者には通常は適しませんが、トレーニングの進行に合わせて徐々に導入できます。
ただ、実際に使ってみるとわかりますが、一般的な成人男性がダンベルを使う場合、トレーニングメニューによっては10kg程度ではすぐに負荷が足りなくなってきます。
そのため、初心者であっても(片方のみで)20kgくらいまであると過不足ないと思います。
2. ハンドルのグリップ
ダンベルのハンドルは、手にフィットするものを選びましょう。滑りにくく、握りやすいハンドルが快適なトレーニングをサポートします。
3. 重量調整機能の有無
値段が安い固定重量のダンベルを複数買うか、重量を調整できるが値段が高いアジャスタブル(可変式)ダンベルのどちらを選ぶか検討する必要があります。
自宅でトレーニングルームなど十分な場所が取れるなら固定重量のダンベルでもいいですが、大半の家庭は部屋の片隅にトレーニング器具を置いておくような感じだと思われます。
それを考えると、場所を取る固定重量ダンベルより、アジャスタブルダンブルのほうがおすすめです。
ダンベルは簡単に重さ調整できるものがおすすめ
アジャスタブルダンベルもいろいろ種類がありますが、重量調整が簡単なものが絶対いいです。
可変式ダンベルであっても、調整の手間が面倒なものを選ぶと重量調整するのがおっくうになり、不適切な重量でトレーニングしがちになってしまいます。
多少値段ははりますが、簡単に重量調整できるダンベルが絶対おすすめです。
トレーニングの進行に合わせて適切な重さを選ぶことができます。1つのセットで多くのエクササイズに対応でき、トレーニングの多様性が高まります。
まとめ
ダンベルは初心者から上級者まで幅広く利用できる優れたトレーニングツールです。その多彩なエクササイズと自宅での利用の便益を活かし、自身のトレーニングプランに組み込んでみましょう。正確なフォームでトレーニングを行い、健康的な生活を追求しましょう。