95%の完成度を3日かけてやるより70%の完成度を1日でやるほうが重宝される話

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仕事をやってて感じたことを素直にタイトルに書いてみました。

完成度の高いものを時間かけてやるよりも、多少完成度が低くても短い時間でとりあえずやってしまうほうが、いい方向にコトが運ぶことが多いなーという私の実感です。

今回はこのことについて少し書いてみようと思います。

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時間をかけてやったけど思ったものと違うと言われる

人から依頼されて何か資料を作ったりすることはよくあると思います。

大抵、依頼してきた人に締め切りを確認しておき、その期限までに自分なりに調べたり意見をまとめたりして資料を作成し、提出しますよね。

自分なりに試行錯誤して「こういう構成のほうがいいかな」「こんな表現のほうがわかりやすいかな」とか思いを巡らせながら作成したことでしょう。少しでも「完成度を高めよう」という前向きな思いからだと思います。

でもいざその資料を依頼主に見せたら「んー、これちょっと思ってたのと違うなあ。こんな感じになおしてくれない?」って言われたこと、ありませんか?

人からのお願いって抽象的なもので、依頼する人とされた人で思い描いてるものが違うことは結構あります。

事前に十分に話をして認識合わせできればいいのですが、現実問題として時間がなかったり、言葉だけでは伝わらなかったりするのでなかなか難しいものがあります。

期限ギリギリに提出して全然イメージと違ってたら…どちらにとっても不幸な結果になっちゃいますよね。

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70%の出来でとりあえず出してみる

ではどうするかというと、私の場合は「期限ギリギリまで時間をかけてできるモノの完成度を100としたら、とりあえず60~70%くらいの時点で一旦見せてみる」ことにしています。

こっちのほうが大抵の場合いい結果に繋がるんです。

依頼する側としても、指定した期限よりもかなり前に成果物が出てきたら「おっ、仕事早いな」と思うことでしょう。良い印象を与えられます。

たとえそれが70%程度の出来であっても、実際それで事足りることだって多いです。内容が不足していたとしても残りの時間で追記や修正をしてもらえばいいんですから。

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スピードは時としてクオリティを上回る

これ、別に資料作成とかだけに当てはまる話ではありません。

例えば何かのWebサービスやアプリで考えてみましょう。リリース当初は本当に最低限の機能やサービスのみにしぼり、言い方は悪いですが見切り発車的にスタートしたようなもの、多くないですか?

でもこれ、実はユーザーにとっても「とりあえず使える状態になる」ってのはメリットが大きいという判断からきているのでしょう。

大して使いもしない機能をゴテゴテ付けられて使いづらくなるよりも、ユーザーが使い心地をフィードバックし、リリース後も少しずつサービス内容が改善されていくほうがいいと思います。

時代の流れは早いもので、1年経ったらもう流行遅れなんてことも珍しくなりません。

ビジネスの世界では特に「スピードは時にクオリティを上回る」ことが多いのではないでしょうか。

ただし、、、自分の作業に責任を持つことも忘れずに

ただ、誤解されたくないので書いときますが、自分の作業に責任を持つことは忘れないようにしてください。

どうせ誰かに見てもらえるから適当でいいや、なんて考えはやめてください。特に、自分以外の第3者がチェッカーやレビュアーとして存在しているとこういう考えを持ってしまいがちです。

そんなことを推奨しているわけではありません。あくまで自分なりに全力を尽くすってのは最低限の心構えですよ。

まとめ

  • 時間かけて完成度高めるよりも、ある程度できたら出してみる
  • 修正すべき点・改善すべき点は後で直せば良い
  • ただし、自分の作業には責任を持つこと

ビジネスの世界とかまでいくとちょっと話が大きくなり過ぎたかもしれません。でもスピードが重視されているっていうのはあながち間違っていないと思います。

皆さんも「スピード感」を意識して仕事されてみてはいかがでしょうか?

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